2015年6月1日月曜日

ノウサギが食べたクローバーの部分  A part of clover that the hare has eaten.

湯河原にはシカが生息していない。
猟期になると丹沢や伊豆半島の方から追い出されるようにやってきた
シカが侵入してくるくらいである。
だから、山に入っても下草がちゃんと繁茂しているし、
林道沿いの日当たりの良い場所は、道路工事で植栽されたクローバーの群落が見つかる。

子供の頃、家ではウサギを飼っていた。
当時はペットとしてではなく食糧として、ニワトリと同じように飼っていた。
春から秋までのウサギの餌は家の周りの道端や野原に生えているクロバーやタンポポだった。
小学生の頃はもう普通に自分で鎌を砥ぎ、これらの草を刈った。
クロバーもタンポポもウサギたちは喜んで食べてくれた。

下の写真の中央の茎のいくつかはそれらの先に葉も花も付いていない。
これは、ウサギが上の部分をパクリと食べたのだ。
では、、茎の上についていたのはクローバーの花?それとも葉?
タンポポやクローバーの群落のところで草刈して持ち帰った草を、
ウサギたちに与えると、埋もれた草の中から花を引っ張り出してムシャムシャ食べた。
ウサギは、タンポポもクローバーも花の部分が大好きなのだ。
同じように、テンやハクビシン、サルも果実はもちろんのこと花が大好きだ。
きっと甘いからなのだろう。
もちろん、上の写真の茎の先はクローバーの花がついていたのだ。

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