2015年4月10日金曜日

この幼獣は誰?  What is this infant animal?

これは、2年前卒業したK.Uさんから送られてきた齧歯目の幼獣の写真だ。
この幼獣は何ですか?と問うてきたのだ。
2014年9月16日に吉祥寺の成蹊大学付近の道路で保護されたが、間もなく死んだようだ。
死後間もなくの体重は9.8グラムというからカヤネズミくらいの大きさだ。
冷凍していたものを郵送してきた。
早速、剥皮し、少し除肉して、煮た。
幼獣なので、すぐ皮が剥けた。
それを空のジャム瓶に容れて水を浸し、動物淡泊分解酵素のタシナーゼを加えた。

はたしてこの幼獣は誰の子供なんだろう。

6 件のコメント:

  1. やまぼうし2015年4月10日 22:45

    ヌートリア????

    昔剥製(それも成獣の)を1回見ただけですが・・・。

     
    ちょっとそんな気がしました。

    全く違っているかもしれませんが。 

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  2. エ?ヌートリア!
    まだ、目が閉じている幼獣なのに、山野にいるネズミにしては大きいですね。
    でも、可愛いですね。

    もう少し、お待ちください。

    4月に入ってから、何だか雨模様の日が続いていて、外出できません。早く晴れて欲しいです。

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  3. ネズミと聞いてやって来ました。うーん、開眼前でしょうか。大きいですよね。ラット系でしょうか…?? 

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  4. bluetittitさん

    お久しぶりです。

    この子の脛骨と腓骨が知りたくて、まだ途中なのに大腿骨から離してみました。
    脛骨と腓骨は別々に離れているんです。踵の方で合体癒合しているわけではありません。
    しかもこの子の爪は鍵爪状です。
    となると、この子はネズミ科以外の齧歯目ということになります。

    詳細は、もう、しばらくお待ちください。

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  5. そういうところでも区別がつくのですね! ネズミ科以外の齧歯類ということになると、リスの仲間なんでしょうか?? 吉祥寺近くの成蹊大学キャンパスは何度か自転車で通ったことがあります。巨樹の並木道になってたと記憶してますが、基本的には住宅街ですよね…?? 

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  6. エ!吉祥寺あたりに住んでいたんですか!
    そうなんですよ。住宅街ですよね。

    後肢の脛骨と腓骨が癒合しないで別々になっているのは、足を前後、左右、裏表と動かすような行動をするということになります。

    前肢の橈骨と尺骨がバラバラに離れているからぼくらは机の上に置いた手の平を上にしたり半回転させて手の甲をだしたりと回転させることができるわけで、陸生哺乳類の大半は橈骨と尺骨が癒合してません。が、後肢の脛骨と腓骨となると、話しが違います。

    そんな訳で、この齧歯目の幼獣はリス科かヤマネ科ということになります。あー、明日、もう見てみます。

    そうそう、カヤネズミ後肢の脛骨と腓骨はなるほど、カヤネズミはカヤの茎を登ったり降りたり隣にカヤの茎に移ったりするのが割りと簡単にできるんだということが判ります。他のアカやヒメやハタネズミなどとは違います。

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