今の時季の宮ケ瀬尾根の日向の斜面は乾ききっており土が剥きだしである。
そんな乾いた地面にタチツボスミレの小さな青紫色の花がポツンポツンと咲いている。
そんな中に、ひときわ鮮やかな小さな青色の花に目を奪われる。
フデリンドウだ!
花の大きさは1円玉の半分くらいなものだろう。
こんな小さなものなのにその鮮やかな青いような薄紫のような花弁が光っている。
そう、まるで花の中心から吸い込んだお日様の光を放出しているかのようだ。
こんな乾いたところで根が丸見えだ。それでも頑張っている。
このフデリンドウ、丹沢山麓では何故か登山道沿いの日向の崩壊地の乾いたところにある。
湿った日向にはない。ぎりぎり水を吸えるような場所がお気に入りなのだ。
でも、葉ばかりでなく花までも土埃で汚れていることがあり、可哀想だ。
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