2014年10月8日水曜日

ほっとするこの緑の下草!  This green underbrush that I relieved.

梅ノ木尾根から唐沢峠・大山間の登山道に出て、10分くらい大山方面に歩くと、
このように、林床が下草に覆われる場所に出た。
天気は良いし、強かった風もおさまったために気持ちが落ち着くのかな?
と思ったがこの下草が生えているからだと気が付いた。
シカが2、3頭この下草を食べてきていたようだ。道のすぐ右側で鋭い警戒を響かせた。
シカ君にとっては死活問題だろうが、草をあまり食べないで欲しい。
シカに食べられて下草が無ければ雨が降れば土砂もすぐ流れてしまう。
ここにも下草が出ている。
大山方面への登りと見晴台方面のとこまで下草があった。
梅の木尾根の尾根は禿山同然だ。
ここは日向キャンプ場の堰堤横から登ってきた尾根と梅ノ木尾根の出会い地点。
下草が生えてない!
 梅ノ木尾根から唐沢峠・大山の登山道に合流する地点。
下草が無い!
今のぼくが登山道でない尾根歩きができるのも、下草が無いからだ。
否、下草というよりも、地面に草や笹やキイチゴの仲間を含む茨のUnderbrushがないからだ。
ぼくが学生の頃は、いつも歩く踏み分け道からほんのちょっとでも入り込むとそこは
茨や笹のブッシュであった。あるいは深いススキの茅場だった。
当時、里山でサルの群れを追いかける場合は、
柄の長さが1メートルもあるようなナタを持って、それを弁慶のように振り回して
ブッシュを搔き分けて進んだものだった。
当時は、まだ古い杣道を含む山道が残っていた。
雪が5、6センチ積もると古い道が浮かび上がって見えた。
そんな道はサンショウ、サルトリイバラ、キイチゴ、ジャケツイバラが蔓延っていた。
そのため、真夏でも長袖シャツが必要だった。

しかし、今ではこのような茨の場所は皆無になった。
シカが上の2枚の写真のようにシカが食べつくしたからだ。

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