昨日、乾燥したアズマヒキガエルを水に浸けて腐らして、骨をゲットしたことをアップした。
そのアズマヒキガエルを水に浸けるよりも2ヵ月半前に
腐らすために水に浸けているものがある。
下記のプラスチックとビンに入った小哺乳類のカヤネズミとヒメヒミズだ。
両方ともやまぼうしさんからプレゼントされたものだ。
冷蔵庫(間違い、冷凍庫)から取り出して、お腹を裂いて内臓を出し、下のように水に浸けた、1週間目で腐って毛が剥がれてきているので、丁寧にピンセントで毛を取った。
毛を取り去る作業時に水を取り替えた。
しかし、まったく腐敗が進まないのだ。だから、腐敗臭がしない。
早く、カヤネズミの歯や骨を見たいのに、一向に腐ってくれない。
一週間前からはフタを取り外してハエなどに卵を産んでもらって、ハエのウジに
肉を食べてもらおうと思っているのだが、ハエも卵を産んでくれない。
土に埋めたために、死蝋化して腐敗しなくなったことはあったが、
水に浸けたことで腐敗しなくなった原因が分からない。
動物性蛋白質を腐らす細菌が繁殖できない状態なんだと考えられる。
でも、どうしてだ。
子供の頃、釧路湿原で魚釣り、小鳥の巣探しなどを含めて何百匹、何十羽という動物たちを殺してしまったせいか?今、カエルやイモリ一匹の骨が知りたいのに生きているカエルを捕まえて、イモリやトカゲを捕まえて殺して解剖することができなくなってしまった。
「一寸の虫にも五分のの魂」という諺がすぐ思い浮かべる。
研究者としては失格だろう。
自分は殺しをしないで、死体をもらって、腐らしている。
半年前は学生の解剖実習で業者から、モルモットやハムスタの死体を買っている。
これでは、ダメだ!
自分で殺して、調べてこそ動物という生命を知る意義があるだろう。
っと、自分に言い聞かしているのだが、、、、、。
水死体が腐らなかったという話を聞いたことがあり(ミステリーか何か)、大阪市立自然史博物館のサイトにも「死体が水ろう化することがある」とあったので、それかなあ?でも暑いですよねぇ…??
返信削除http://www.mus-nh.city.osaka.jp/dai3ki_zoo/kokkaku.html
最近、ミイラ化したカヤネズミの仔を確認したのですが、小さな死体はカツオブシムシに助けてもらうのがよいと聞き、そうしようかなと思っています。ポリデントにつけるととけちゃいそうですし…
bluetittitさんへ
返信削除コメントありがとうございます。
大阪市立自然史博物館のサイトを見て、ヒントを得ました。これからカヤネズミもヒミズも軽く煮てみます。余りにも小さいので熱湯に浸すだけでOKかな?
ポリデントなどは頃合いが難しいので、一度失敗してもう使っておりません。
Bluetittit1さん
最初のフランス語のサイト、コピペしてつながりましたよ。いやー、素晴らしい、これではっきりしました。Micromys minutusの臼歯の歯根の本数がはっきりわかりますね。M1は5本ですね。cing racinesとありますね。仏語辞書を調べました。
早く、ぼくのカヤネズミ君のも見てみたい。