2013年12月15日日曜日

ワラビ、ペンギン、サルなどの動物たちの親密と敵対関係 The antagonistic and intimate relationships among animals such as wallaby, penguin, monkey.

12月13日(金):江戸川自然動物園で
専門学校の学生たちに動物たちの親密関係を調べてもらっている。
ワラビは、何かの物音に驚いて一か所に集まった。
が、互いの個体間距離は50センチ以上ある。
ほとんど接触し合わない。 
ワラビは森林の中で単独生活なので、オプンエンクローの中に5頭押し込められていても
互いに、肉体的な接触は見られない。
フンボルトーペンギンである。
コロニー性の集団生活だから、個体間の親疎関係が見やすいかと思ったが、
個体間関係は希薄な感じだ。
ジェフロクモザルだ。
もう、この子たちは、日向でべったりとグルーミングをしたりして
接触する。 
この動物園の中の動物の中では親密度が強いので、個体間の親疎関係が
明らかになるだろう。
 リスザルもこうやって、互いに密着するように接触する。 
プレードックも集団生活者なので、個体間の関係は緊密で、挨拶行動なども多く、
見ていてサルと同じように飽きない。
オタリアである。2頭しかいないし、水中で泳いでいることがい多いので、個体関係は不明だ。
コヤツ、垂直の岩壁を登ろうとして、落ちていた。
動物が集団生活をしているか?単独生活をしているか?によってエンクロージャー内の個体間関係も全く違ったものになる。ペンギンは集団生活していても鳥類だから哺乳類のような接触はないのだろうか?対象動物によって親和関係でもその距離を考えなくてはならない。
 
触れ合い動物園の動物と目を見合って接触しているヒトの若い男性とヤギの仲間?
 哺乳類同士ではこのような関係が生まれる。が、鳥類同士ではこのような接触があるだろうか?
(この男性に写真を撮る許可をもらいました。)
 居間の水槽のグッピーを見ていても、同性同士の敵対関係はすぐ分かるが、親和関係は不明だ。
魚類や両性爬虫類では、個体間の親和関係は無いのかな?
鳥でも異性間では親和関係ができても、同性間ではたとえ集団生活のペンギンでも親和関係というのは無理なのかな?
じゃー、ペンギンの集団生活は、魚の群れ(School)と同じようなものなのだろうか?
哺乳類の集団生活者では、同性間でも親密度の違いは明らかにでてくる。
しかし、単独生活者では敵対関係は明確に順位とかたちで表われるが、
親密度は捉えることができないのかもしれない。
学生たちがどのようなデーターをとったのか楽しみだ!

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