今日TCA専門学校でハムスターの解剖を行った。
飼育専攻クラスで飼っていて亡くなって冷凍されてていた個体を譲り受けた。
左はジャンガリアンハムスターで右の大きいのはゴールデンハムスターである。
両方ともメスである。
ぼくが、小さいジャンガリアンの方を剥皮して、開腹して消化器官をみてもらい。
消化器官を除去してから次に心臓や肺を見てもらった。
次にゴールデンを学生たちにやってもらった。
ゴム手袋をしたChuさんが先ずお腹の皮を持ち上げて皮を上まで切り裂く。
次にHi君が剥皮し、お腹を開け内臓を見る。
ゴールデンハムスターを開腹し消化管ばかりでなく心臓まで見えるようにした状態。
剥いた毛皮はMi君が持ち帰った。
内臓の細かな部分の名称が分からない。
心臓を切り裂いても左心房と右心房の厚さの違いがはっきりしない。
メスなので卵巣や卵管、子宮は判るがどこまでが卵管なのか判らない。
これまで、山で拾った動物死体は腐敗しているので、骨をとるだけで良かった。
道端で見つける轢死体は内臓が飛び出していることが多かったので
これまた内臓を詳しく見たことがなかった。
タヌキでもアナグマでも轢死体は何を食べているかを知りたいために胃を開いて見るだけだった。これからは飼育死体を学生と一緒に解剖しながら勉強したい。
自分一人で机の上でじっくり解剖しながら内臓を確かめたいものだ。
尚、ジャンガリアンはChuさんが持ち帰って晒骨し標本とする。
ゴールデンはぼくが持ち帰った。
彼らが卒業までには骨格標本を作り上げたい。
それには、腐らすために動物タンパク分解酵素を使う必要があるかな?
帰宅して、除肉し、さらにコッヘルで軽く煮て、さらに肉を取り除き水に浸した。
魚はさばけますが、野生動物はないですね〜。
返信削除アップ写真をブログに載せて、簡単な授業をしていただければうれしいです。
揖保乃糸の箱の上が面白いですね。
鳥や動物をさばくのは割りと簡単かな!
返信削除これから、飼育室で死亡した動物死体はもらえそうなので、自分の部屋でじっくりと解剖して一つ一つの臓器を確かめたい。
揖保乃糸の箱の板は、ぼくが2枚、死体を固定するために持っていきました。カラーブッシュピンも100均で買ったものです。タヌキやイヌくらいの大きさだと固定板もベニヤ板の1メートルくらいの長さのものが必要になりますね。
これからは解剖は簡単な臓器の説明をつけたものをアップしていきたい。
ハムスターの内臓ってこうなってたんだ~。
返信削除ハムスターってこうやって固定したり開いたりするんだ!
興味がわきました!