2013年9月24日火曜日

動物たちの秋の果実  The autumn fruits for wild animals.

昨日は、Yabeさんと奥野林道を歩いた。
久しぶりの奥野林道は林道上に木が覆いかぶさり、以前と違った雰囲気であった。
サルの冬の餌であるカラスザンショウの実。
鳥もたべるかな?
クマノミズキの実はまだ熟していない。
これが熟して落ちる12月からはタヌキやテンの大事な冬の餌だ。 
サンショウの実が赤くなっている。
これは鳥たちによって食べられる。 
シラキの実は動物たちに食べられていない。
この種子はどうやって分散するのだろうか? 
 マルバノホロシだ。この仲間のナスカの果実は鳥が食べて種子を分散させているんだろう。
アオツヅラフジの果実だ。
この種子は小さなアンモナイトのような形をしているが、まだテンやタヌキなどの
食肉目の動物の糞から見つかってはいない。鳥が食べているのかな?
コナラの実は、今の時季にはサルやクマに食べられる。林床に落下してからは、サルやイノシシ
シカたちにたべられる。あ!リスやネズミたちも食べるね。
シラカシの実だ。 
ドングリをクマが食べると割れた殻がたくさん出てくる。
イノシシが食べると殻は小さく噛み砕かれる。
サルは食べながら殻を口から出す。

忘れていた。アケビだ!
林道沿いにずいぶんたくさんアケビが生っていた。
これは、もう動物たちの大好物の一つだが、
食べることができるのは、テン、ハクビシン、サルなどの木に登ることができる者たちだけだ。
ときどき落ちた実をタヌキやアナグマが食べることができる。

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