2013年8月17日土曜日

トカゲの骨  Bones of lizard.

夏休み直前の7月19日の丹沢実習で、Yagi君からもらったトカゲの死体を
今までペットボトルの水に浸して腐らせていた。
状態をみたらもうトカゲの形は消失し、ボトルを少し揺らしただけで白灰褐色の汚物で
不透明になった。
先ず、汚物水を半分ほど庭土に捨て、庭の水道で水を入れては上澄みを捨てることを、5、6回繰り返した。ほとんど骨だけになったが、同じことを2、3回繰り返して骨を綺麗にした。
それらの骨をプラスチックの花鉢受けに開け、半日濡れ縁に置いて干した。
 
今日は、それらの骨が入った鉢受けを机の上に置いて、ピンセットを用いて小骨に至るまで一つずつ丁寧に慎重に1ミリメッシュの方眼紙の上に部位ごとに並べた。
左は脊髄骨、真ん中は肋骨、左上はさまざまな部分の骨、右上は歯のついた顎骨、右は脚の骨。

 トカゲの脚や前肢や胸などの様々な部分
 脊椎骨である。
 手足の骨だ。左右の大腿骨が明らかだが、上腕や橈骨、脛骨はどれだろう?
 歯や顎骨はヘビと似ている。
テンやタヌキやキツネがカエルやヘビなどを食べた場合、糞の中に含まれる小骨によって両性・爬虫類とネズミやジネズミを区別したいと思い。ヘビやカエルの骨をも集めることにした。
しかし、拾う死体はたいてい車に轢かれたものだ。頭骨が形をなしていない。
それでも、歯や手足の骨や脊椎骨は形が残る。
まだまだ、集めて2年目くらいなので、ようやく哺乳類の骨との違いの糸口が見え始めた。
 
庭にテッポウユリが咲いている。
このユリはもう植えもしていないのに鉢の中だろうとコンクリートの隙間であろうと出てくる。
すごく繁殖力の強いユリだ。
 


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