2013年6月30日日曜日

ハナマメの花が咲いた! The flowers of bean have bloomed!

ズボンを履くことはできる。しかし、シャツを着ることができない。
医者は前開きのシャツがあるという。近くのスーパーで買ってきてもらう。
これで、ようやく連れ合いの介護無しに衣類はどうにか着れる。
一人で頭を洗ったり、ヒゲを剃ったりするのも大変だ。
家に閉じこもっていると、気分が滅入るので、床屋に行ってきた。
せめて頭だけでもさっぱりとしただけでも気分が違う。
が、下駄を履いて歩くと、肩にびんびん響くことがわかった。響かないように静かに歩く。
小田急線の線路の敷き詰められた砂利にネジバナを見つけた。
先ほど、カメラを持って写してきたが、これが一苦労だった。 
帰ってきて、鉄骨が取り払われた庭をみたら、釧路から送ってきた貰い物のハナマメが赤い花を
咲かせている。
5粒を食べないで残しておいて、植えていたのだ。
 日当たりも悪いし、豆がなるだろうか?
釧路で育つような豆なので、暑くて8月には死んでしまうかな?
とにかく、この豆が一粒でもなってくれたら嬉しいものだ。
今週は学校へ行こうと思うが、床屋まで歩いただけなのにちょっと不安な気持ちだ。
でも、床屋に行ってすっきりしたので、行かなくては!

2013年6月28日金曜日

肩の不調 The blah of my right shoulder.

転んで肩をぶつけて5日目。
怪我はたいてい翌日くらいには痛みがひくものだ。
が、今回の怪我は日毎に重苦しく精神的に滅入るような痛みが続く。
整形外科の診立てでは、どうしても痛みがひかなければ手術をしようというが、
痛みが治まったとしても腕を上げようとすると痛くなるのだ。
ん?そうなるといつも右手は上げることができないの?
 
下は科博で撮ったニシゴリラの骨格標本である。
鎖骨と肩甲骨が赤丸のところで針金で固定されている。
生きている状態の時は赤丸の鎖骨と肩甲骨が接する部分は
腱でつながり、筋肉で固定されている。
ぼくの右肩の怪我は、この赤丸部分の腱がキレてしまったようで、
赤丸部分の鎖骨が皮膚を突き破らんばかりに上に突き出している。
医者の診立てでは5ミリくらい離れてしまっているという。
鏡で上半身を写して見ると、自分としては10ミリも離れてしまったように見える。
このため、右手を上げる時は左手で持ち上げる。
しかし、肩よりも高く上げることは痛くてダメだ。
 
この鎖骨、ゴリラを含むサルの仲間にはあるが、シカ、タヌキ、ネコになるとほとんどなくなりウサギではちょっとあり、鳥や両性爬虫類にはちゃんとあるんだ。
鎖骨は魚類には不明だが脊椎動物にとっては基本的な骨格の一つでありそうだ。
サルの祖先が樹上に進出することによって前肢の前後・左右の可動が必要となり
再び利用されるようになって存在感を増しているのだ。
イヌやネコやシカなら鎖骨と肩甲骨の分離による痛みなどありえないのに、
ぼくはサル・ヒトであるが故にその怪我に苦しめられている。

2013年6月27日木曜日

アナグマ糞とテン糞の位置の違い  The spots' differences between the scats of a badger and a marten

土山峠・辺室山・物見隧道・上煤ヶ谷で見つけた糞は、
シカ糞とサル糞を除いて以下の二つであった。
これは、辺室山までの登山道の登り階段のところにあったアナグマ糞だ。
量からすると複数の個体がわずかに時間を違えてトイレとして使っている。
クリックして拡大してもらうと判るが、アナグマは何故かこのような場所を4、5センチほど少し
掘ってからウンチをする。きっと、お尻をこの木の踏み段の下に容れるようにしてしているのだ。
手前の光が当たっているところよりも奥の暗がりに多くしている。
水洗いはまだできていない。
これは、テン糞だ。
辺室山から物見峠への登山道で見つけた。
これも水洗いできていない。部屋の中では少し臭うので、屋外の物置に容れた。  
このようにアナグマとテンの糞の仕方や場所は異なる。
アナグマは穴を少し掘って排泄し、目立たないようにする。
(しかし、アナグマたちは地面に鼻を擦りつけるように歩いているので、良く目立つのであろう)
一方、テンは目立つところに排泄し、自分の存在を主張している。
 
この両者の違いは、アナグマは家族で集団生活をしているが、テンは単独で生活しているということだ。さらに、アナグマ土壌動物を食べるが、ウサギやネズミをハンティングして食べることはないだろう。しかし、テンは土壌動物も食べるが、小型哺乳類を含む脊椎動物を捕まえてたべることだろう。両者ともイタチ科の動物であるが、食性と社会生活が違っている。
それがウンチに仕方の違いになっているのだろう。

カメラの練習  The excersise of a new camera

 辺室山の続き:
上煤ヶ谷のバス停でバスを待ちながら、新しいカメラのピントを合わす練習をした。
10メートルくらい離れているヒメジョオンの花にベニシジミのオスが来ている。
このような場合は、次第に倍率をあげて最後は50倍で撮る。
 エ?これはヤマトシジミの秋型っていうこと?


昨日の慶応日吉での状態で、学校へ行くのは無理だと判断した。
腕を上げて黒板の字を書けない。大きな声を出すと胸に響いて痛い。
昨日、帰宅後専門学校も休むことを連絡した。
 
これまで学校を休んだのは、3度あるが、すべて事故っての怪我だ。2度は入院までしている。
気力を充実させなければこのまま寝込んで介護老人になりそうだ。
今朝、ようやくのことでベットから起き上がり、パジャマは脱いだが、半袖の下着を着るのに四苦八苦だ。で、ギャーッと声が出そうになるくらい右肩が再び痛くなった。
実に情けない、裸の自分を鏡に映してみても見た目は異常無い。しかし、自分の右手を左手で抱えて動かさなければならない。
背中が痛い。右肩をかばうために筋肉が強張ってきている。
しかし、寝ていたらそのまま寝たきりに、、、、、。
 





2013年6月26日水曜日

やはり、ヤマユリだ! As I thought, it's lily!

駐車場の角のところから出てきたユリ、蕾が大きくなったので、30センチくらいの長さのところで切り、花瓶に挿しておいた。4日目の朝、開いて強烈な香りを放っている。
この山ユリのことは何度となくアップした。芽を確認してから3年目だ。
二つついていた蕾の一つは外壁塗の職人さんが落としてしまった。
残った一つが職人さんの邪魔になっているようなので、切ったのだ。
躓いて、転んで右肩を激しく植え込みを囲むブロックにぶつけ。
鎖骨と肩甲骨との間の腱を断裂させてしまった。
昨日は、専門学校へは行けず、整形外科へ。
まるで、介護される老人のように自力でシャツも脱げない。
 
こうやってパソコンに向かっていても気が滅入る。
外に出よう。幸い、これから慶応日吉だ。
今日は春学期の試験問題を学事課に届けなければいけない。
授業は、黒板に字を書くことができないので、パワーポイントで話しだけだ。

12時15分で終わる2時間目の授業を10分前に切り上げて帰宅。
咳がでそうになると、右肩と云わず胸の奥が痛む。咳ができない。
今頃になって打ち身の青痣ができてきているが、胸はどこも異常なしなのに、胸の中がなんだか少し痛い。どうしたことか?学生たちには素直に一部始終をすべて話す。

帰ってきて玄関の戸を開けたらヤマユリの匂いが漂う。
で、早速開いて大きくなったヤマユリをまた、撮る。
パソコンから香りを伝えられないのが残念だ。
お昼にソバを食べたら、元気が出てきた。
今日は、職人さんが雨で来ないので、
先日の辺室山歩きで取ってきた、ウンチの水洗いでもしよう。
 

2013年6月24日月曜日

昼間からの飲み会

明日、明後日と学校なので、今日昼間に飲み会を行い、尾を引かないように2時間位で終えようとなった。
場所は東京駅付近だ。何せ名古屋からビールを飲みに駆けつける者がいるのだ。
店は大塚在住の者が探す。
さぁ料理は?

折れた?齧られた?Broken by the wind or biten by someone?

take隊員からのコメントにあったように、風で落ちたのか?
落ちた痕の切り口の写真を!というコメントですが、
ホウノキの実は切り口を撮ったものがありません。
しかし、ホウノキの多くの果実が落ちているわけではなく、
落ちている場合は1ヶ所にまとまっている。
写りが鮮明ではないが、強風に揺れて落ちたものか?
モミの実なども1.5メートル以内にまとまって落ちている。不自然なんです。
切り口を撮った。
アップしてみたが、どうだろうか?
ぼくには誰かがわざわざこの部分を齧って落としたようにみえました。 
いずれにしても、風によるものなのか?誰かが齧ったものなのか?
これらの枝から切り放された痕をしっかり判断できるようになりたい。

2013年6月23日日曜日

新人歓迎ハイキング   Newcomer welcome hiking!

今日は、K.Iさんという女性とYabeさんと3人で辺室山を登った。
K.Iさんは、台北でタイワンリスを見てから野生動物に興味をもったというちょっと毛色の変わった人だ。それで、たまたまぼくの本を読みぼくのHP、ブログから「丹沢サル観察し隊」を知り、連絡をよこしたのだ。突然の観察会なので、Yabeさんとぼくとの3人で歩いた。
ヒルはぼくだけが酷くやられ、靴下は飽和食塩水は万全だったが、ヒルは靴下を這い上がり剥き出しのところにくらいついていた。まだ、三か所の血が止まらない。
 
ベニタケ科のものと思われるキノコが出ており、ネズミなどの動物に齧られているキノコもあった。
「祠の峠」での記念集合写真。
彼女はミニトマトをたくさん持ち、さらにキューリの丸ごと塩麹に漬けたものをたくさん持ってきた。
これらだけで十分重かっただろう。それ以上に重たい一眼レフの長いレンズをつけて持ってきていた。
写真は、キュウリをお昼に頂き、コーヒーを飲んで満足した様子の時。
途中で、何とタヌキがトコトコ走っていく後姿を見、さらに帰りにメスジカが警戒音を上げずに逃げていく後姿の白い尾をみた。
丹沢はもう、夏山の様子だ。
 
これは、イノシシの仕業だ。カヤの根元を掘り起こしている。
カヤの根を特に食べているわけではない。
カヤの根元に何か特別な土壌動物がいるのかな? 
これは、モミの実だ。
モミの実が付いた枝を齧り落としているのだ。
誰?リス?ムササビ?ヤマネ?いずれにしても齧歯目の誰かだ!
何をした、枝を食べる? 
ホウノキ果実のついた小枝が落ちている。
誰がやった?
このモミの実のついた枝が落ちているように、クマノミズキの果実がついた小枝、
サワシバかクマシデの果実のついた小枝、ホウノキの果柄つき果実が落ちていた。
こんなのが誰の仕業か判るようになるにはまだまだだ!
 

アオツヅラフジの花が、、。 The flowers of Snailseed called Aotuzurafuji in Japanese!

アオツヅラフジの花が咲きだしていた。
この果実の種子は巻貝のような不思議な形をしているので、知られている。 
で、その英名がSnailseedということを今、ネット検索で知った。
今日も、ヒルが多そう!

2013年6月22日土曜日

青空だ! A blue sky!

快晴だ!青空だ!
明日は辺室山を「丹沢サル観察し隊」で歩く予定だ。これなら明日も期待できる。
今週の月17日も晴れていた。
土山峠から湖岸林道を歩いていると、日向ぼっこしているトカゲが慌てて走り出す。
これは上の個体とは別個体で大きなヤツだった。日向ぼっこしていたが、ぼくに気が付き水抜きのパイプに入ったが土砂で詰まっているようで中に潜り込めず仕方なくこちらの様子をうかがう。
臨戦態勢で、来たらとびかかるぞという迫力の面構えだ。 
まだ、幼い尾の青いチビがウロチョロする。
 青空を、お日様の光を満喫している。
このアオイトトンボも日向ぼっこだ。
スジグロチョウも飛び回っていた。
今日は、さぞかし動物たちはこのお日様を浴びて、濡れた身体を温め乾かしていることだろう。
 
 

2013年6月21日金曜日

今年は、マメガキが豊作かな!  Great fertility of date plum called the Mamegaki in Japanese in this year?

17日の続きです。
先日は、堤川林道上ばかり見て歩いていた。糞目になっているからだ。
マメガキの花殻だ!
上の見上げたら、まだ花が付いている。 

堤川林道沿いにはマメガキの木が5、6本あるかな?
どれも花がいっぱい今年はついている。 
豊作は間違いないだろう。 
ん?これは花が赤っぽくてしかも小さくて一か所から2,3個でているからオス木なのかな?
サルはもちろんのことイタチ、テン、タヌキ、アナグマ、そしてハクビシンは大喜びで
食べることだろう。
 丹沢山麓の樹木の樹皮がカモシカやシカ、さらにはウサギやネズミたちの主な餌とならない内に、シカの個体数を減らしていかないと、このようなマメガキを含む果実のなる木が食害に遭い、丹沢全体が木も枯れ、下草もなく、動物たちもいない山塊になってしまう。
 
西日本は大雨だが、こちらは降っているんだかどうかわからないような空模様だ。
日曜日に辺室山を歩くことになっているが、空模様はどうなるかな?
今日は、補講も兼ねて、朝から夕方まで専門学校だ。

2013年6月20日木曜日

サル糞とテン糞の内容物   The contents of scats of macaque and marten.

土山峠付近にサル糞がたくさんあった。サルの群れが早朝か前日の午後に
ここを移動していったのだ。
サル糞はこれまでほとんど持ち帰ったことがなかったが、真面目にサル糞も調べることにした。
これまでサル糞を調べなかったのはぼくとしては箱根湯河原でサルの群れの採食移動を追い続けてきたので、特に調べることもないと思っていたのだ。
でも、当たり前のことだが、ここの群れは東丹沢の群れである。植生が違うので食性は違っている。
水洗いすると、たくさんある小さなつぶつぶはニガイチゴの種子であり、真ん中より少し左上にある大きい種子はオオシマザクラのものであった。
 
熱心に糞目になって林道を歩いたのに、サル糞以外は、堤川林道にあったこのテン糞一つだけ。
これは、大きなムカデ一匹分の外骨格と一匹分の甲虫類の脚が含まれていた。
 
何だか、サルは美味しい季節のものを食べているのに、テンは相変わらずムカデや甲虫とは、
でも、テンはムカデが大好物なのかな?

2013年6月19日水曜日

狂っている日本! Japanese society that is crazy!

雨が降り出したので、土山峠から湖岸道路はイシクラゲがいっぱい。
変な話だがこのイシクラゲのところにはヒルがいない。湿ってヌメヌメしてヒルにとっては格好の隠れ場所だと思うのだが、、、、、。
昨年はこれを三杯酢やマヨネーズで食べた。
しかし、今年は、食べる気がしない。
砂利やゴミを綺麗に水洗いして落とすのが大変なんだ。
興味本位で食べてみた、もう食べてみたいと思わない。
しかし、誰かが綺麗に洗ってくれたら、ウィスキーでいくかな?
 
昨日、学校に野生動物保護専攻の卒業生が来ていた。
彼女は大学を出てから専門学校にきていてトンボにものすごく詳しくもあり、またトンボが好きな女子であった。「トンボ〇〇」というトンボ好きの若者なら希望するような職場で働いたのだ。
「〇〇どうしたんだ。お前の活躍facebookで見ているぞ!」
「先生、△を辞めたんです。」
「給料が安いので、アパートを借りて一人暮らしではやっていけないんです。」と云う。
 
今の社会は若者(ばかりでない)をできるだけ安く使おうとする。
若者の知識や技術を蓄えてさせて将来に生かそうなんてことはさらさらない。
若者はいつも捨てるようにでてくる。それを安く使えば良いんだ。っと考えている。
 
今年3月に卒業してズーラシアに務めた。横浜緑の協会からズーラシアに派遣されている形だ。
横浜緑の協会では4年で首だという。5年経つと正職員にしなければいけないからだ。
それは、上野動物園でも同じだ、上野の職員は東京都動物園協会の職員で上野動物園に派遣されている形だ。
岡山県高梁市教育委員会の野生動物職員になった卒業生も5年契約で嘱託扱いだ。
知識や技術の積み重ね伝達ができない社会。
これは、哺乳類以下の社会だ。
フザケルナと怒鳴りたい。
どうして今の経済社会は若者を含む人々をまるで将棋の駒のように使い捨てていくのか。
政財界のトップどころかそれを認めている日本社会が腐っているとしか思えない。

2013年6月18日火曜日

シカの食痕とサルの食痕  The feeding signs of Sika deer and macaque.

昨日、出がけに飽和食塩水の噴霧器が見つからない。
仕方がない今日は林道歩きだ。
土山峠から湖岸林道を歩き、清川トンネルに行く作業路に、
ツチアケビの成長具合を見に行った。
何と、食べられている。
3本の内1本は地上から10センチくらいしか残っていない。
どれも先の方から食べられたのだ。
前回はフタリシズカが食べられているのを報告したが、
ツチアケビまでシカが食べるようになったんだ。
そのくらいシカたちが食べることができる草が少なくなってきているんだ。 
堤川林道終点のガードレール側にあるフサザクラのヒコバエは
ことごとく葉や小枝が食べられている。
昨日は早朝に湖岸道路から堤川林道口までサルの群れが移動したようだ。
いたるところに糞が落ちていた。
これはオトナオスの糞だろう。小さな種子がたくさん見える。
傍に、オニグルミの果実を半分に齧ったものが落ちていた。
サルが食べたんだ。右のは古い果実。
右足元がちくちくするのでズボンをあげて見たら、ヒルが3匹ついていた。
ツチアケビを見にちょっと山に入っただけだ。

2013年6月17日月曜日

飼いウサギの不思議な行動 The mysterious social behaviour of rabbits.

昨日は午前中にM.Tさんという高2の女子が来たが、午後の部は野生動物保護専攻の参加者はいなかった。
ぼくは、すぐ帰宅するのも勿体ないので、ポニーがいる横の広場に放されている2羽のウサギ少し見てから帰ることにした。
2羽は別々のエサ皿での食事が終わりそうだった。
茶の一羽(茶とします)と白と薄茶のブチ模様の一羽(ブチとします)だ。
2羽とも♀とのことだ。
①                    ②
2羽とも食べ終わると砂場でセルフグルーミングをしだした。
茶がセルフグルーミングしているブチに近づいた。匂いを嗅いでいるようだ。
③                    ④
 
 ブチが右足で首筋を激しくセルフグルーミングしたので、茶は少し引き下がった。
が、ブチは茶の方を見て近寄った。
⑤                    ⑥
ブチは茶の首筋の匂いを嗅いでいる。茶は目を閉じ何だか気持ちよさそうだ。
⑦                    ⑧
互いに目を半分閉じた状態で気持ちよさそうだ。
こんどは互いにオデコを押し合うようにしている。
これも気持ち良さそうだ。
⑨                    ⑩
どちらからともなく離れた。がブチは茶に近寄る。
⑪                    ⑫                    
再び2羽は動きだし、今度は茶がブチの頬の辺りを匂いを嗅いでいるのか?舐めているのがちょっと不明だ。
⑬                    ⑭                    
茶はブチの右頬の辺りに口をつけている、匂いを嗅いでいるのではないようだ。
ブチは茶の首の下に頭を容れる。
互いに何だか気持ちよさそうだ。
⑮                    ⑯                    
 

これらの⑦~⑩、⑭~⑯の行動は
親和的行動なのかな?っと思っている。
しかし、同性同士でさらにどのような意味合いを持つものだろうか?
 
アナウサギの♂はあごに臭腺を持つようです(アン・マクブライド著「ウサギの不思議な生活」晶文社)。♂がナワバリに匂い付けしたり、ときには仲間たちにもなすりつけたり、尿や糞をなすりつけることもあるようです。
♂同士なら劣位の個体は優位な個体にあごの臭腺から出る匂いをつけられます。
劣位の♂は優位の♂の下になるわけです。
が、茶とブチは♀同士なので、これはどう解釈したら良いのでしょう?
♀もやはりあごの下に臭腺があって匂いが出ているのかもしれません。
⑦から⑩の時も⑭から⑯の時もブチが茶のあごの下に鼻面をいれてます。
親和的行動なのかな?と思ったが互いの順位を確かめ合う行動なのかもしれない。
 
どなたかこれらの行動がどんな意味があるのかご存知ですか? 
火曜日に専門学校へ行ったら、このウサギの飼育担当の学生に
茶とブチとどちらが強いのか聞いてみよう。