ズボンを履くことはできる。しかし、シャツを着ることができない。
医者は前開きのシャツがあるという。近くのスーパーで買ってきてもらう。
これで、ようやく連れ合いの介護無しに衣類はどうにか着れる。
一人で頭を洗ったり、ヒゲを剃ったりするのも大変だ。
家に閉じこもっていると、気分が滅入るので、床屋に行ってきた。
せめて頭だけでもさっぱりとしただけでも気分が違う。
が、下駄を履いて歩くと、肩にびんびん響くことがわかった。響かないように静かに歩く。
小田急線の線路の敷き詰められた砂利にネジバナを見つけた。
先ほど、カメラを持って写してきたが、これが一苦労だった。
帰ってきて、鉄骨が取り払われた庭をみたら、釧路から送ってきた貰い物のハナマメが赤い花を
咲かせている。
5粒を食べないで残しておいて、植えていたのだ。
日当たりも悪いし、豆がなるだろうか?
釧路で育つような豆なので、暑くて8月には死んでしまうかな?
とにかく、この豆が一粒でもなってくれたら嬉しいものだ。
今週は学校へ行こうと思うが、床屋まで歩いただけなのにちょっと不安な気持ちだ。
でも、床屋に行ってすっきりしたので、行かなくては!