2013年5月25日土曜日

ヤマドリを持ち帰る! Bring back a Copper Pheasant!

車を置いて歩きはじめて、長者屋敷キャンプ場を過ぎたあたりから、
バイカウツギの木が数本あったのだ。
さらに、唐沢キャンプ場近くで、???初めのうちは何かわからず。
林道上になんとヤマドリのオスが転がっている。自動車にぶつけられたわけではない。
内臓が綺麗にぜんぶ食べられている。
どうも、ヤマドリ君が道を渡ろうとしたところをイタチかテンに襲われたのだ。
内臓が食べられているだけで、手羽や脚の肉も手つかずだ。
ぼくらの話し声で殺鳥者は逃げたようだ。
M君は尾羽を抜き、ぼくに一本くれる。そんな趣味はないが、ザックにつける。
ヤマドリをいつも持ち歩いている大きな厚手のビニール袋に容れる。
M君に「食べてみるか?」と問うと「いただきます」と応えた。
丹沢の女王には会えるし、ヤマドリはゲットするし、天気は良いし、この先どんな素晴らしいことが
あるのだろうと、唐沢キャンプ場のところにある吊り橋を渡る。
 
木曽で一人でサル調査をしている時にキジをもらい、すき焼きにして二日にわたって食べた話をしながら歩く。M君に羽毛の毟り方などを教える。
M君は卒業後4月からアパートに一人住まいだ。
夜、土鍋にヤマドリの肉とネギと豆腐を入れた写真を送ってきた。
一人だけの夕食だがうきうきした様子が伝わってくる写真だ。
で、その味は?
旨かったが、固かったようだ。

6 件のコメント:

  1. ラッキーですね。ヤマドリはまだ食べたことありません。長い尾羽もコレクションしたいものです。伊豆川

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  2. すき焼きで食べたようですが、硬かったとのことです。でも、facebookでは、味噌に漬けると肉が柔らかくなるとの教えを頂きました。

    尾羽、今、ものさしで測ったら40センチ以上もあります。でも、羽ぼろぼろになってます。
    これでも宜しかったら伊豆川さんに今度どこかで会う時まで大事にとって置きますね。

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  3. ものすごく貴重な写真ですね。

    もっといろんな角度から撮ったのや、アップ写真はありませんか?
    動物に襲われたのだろうと思えますが、天敵のクマタカでないとどのあたりで判断されました?

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  4. take隊員へ、
    ガーンと頭を一撃されたような具合になりましたよ!

    ぼくは、全部で4枚しか写真を撮っておりませんが、ただ、ヤマドリはそのままの状態で撮る位置を変えたものです。

    ぼくが、ビニール袋に容れたのですが、その時も傷口なでもまったくきちんと調べてみようなどとは思いもよりませんでした。

    ただ、イタチかテンにヤラレタものだとばかり決め込んでいたのと、早く、獲物のヤマドリを他の人が来ない内にザック内に仕舞い込みたかったからです。

    フィールドワーカーとしては情けなくなります。ただ、食べたい思いだけが強かった。

    新鮮な状況だっただけにtake隊員に云うように、猛禽にやられたのか?あるいはテンなどにやられたのかを知る上でも貴重なものだった訳ですね。

    あー、情けない限りです。少し、撮った写真をアップしてできるだけ調べてみます。
    また、M君に骨が残っているかどうか聞いてみます。骨さえ残っていれば、哺乳類なら歯の痕が付きます。

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  5. ヤマドリ、きれいですね。お肉の部分はさておいて、(すみません)やはり羽の美しさに目を奪われます。アスファルトに散った小さいものもきれいですね。

    めったに会えないし、んん〜、モッタイナイ! (ダメ押しですみません)

    こちら右足首の捻挫がいたって重症で引きこもり中。5月の空を見上げてタメイキついてます。

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  6. k-ta隊員へ
    あ!しばらくでした。
    isa隊員のホームページを見ながら、あー二人で今度は東北か!などと思っていましたよ。

    ヤマドリってそんなに珍しい?美しい?
    ぼくは、M君が尾羽を引き抜いてぼくに渡してくれたり、路面に散らばっていた羽毛を大事そうに拾っていたのがなんとも、羽毛コレクターなのかな?って思ったくらいです。
    もう少し、いろんな角度から写真を撮るんでしたね。どうも、鳥に関してはその点もダメだ。

    右足首の捻挫ですか!それは、もう残念至極ですね。ぼくは、左足首の捻挫が慢性状態でもう1年以上も続いています。
    あと1か月は安静にして、初夏の空を眺めていて気力を養っていてください。

    また、皆で吞みましょう。

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