2013年5月20日月曜日

糞分析の結果 The results of scats analysis on May 10th.

5月10日の高取山・仏果山・土山峠の専門学校の実習の続きの糞分析の結果です。
9:52、テン糞、甲虫の内翅1・外羽、胸部の外骨格、鳥の羽根1本と骨片
 10:20、テン糞、砂礫と植物質
 11:24、テン糞、鳥の羽毛ムカデの脚2本、植物質不明多数。
13:14、テン糞、昆虫の羽根1枚、足1本、不明物質
13:07、これは、ちょっと細いがキツネ糞かな?っと思った糞である。
鳥の羽根・骨片多数、木の葉の部分、ムカデの脚5本、甲虫の外骨格と脚1本。 
 
すぐ前にアップした花の蕾が出てきたテン糞を含めて、テンやキツネの糞には、鳥の羽毛が含まれ始めた。これは、巣立ったばかりの小鳥のヒナを食べたものと思われる。
ムカデを含む節足動物は冬季からのテンたちの食物であり、この時季になって小鳥のヒナ食いを始めたものと思われる。親鳥は捕まえるのが難しくても餌をもとめて鳴いているヒナならテンやキツネには容易かもしれない。

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