県の青い看板を過ぎてから、しばらく行くと、細尾根となり斜面も険しくなる。
アセビがここでは、どの木も満開だ。
風が冷たく、風が当たらないとこにくるとほっとする。
この辺りの道ははっきりしないが下りのために確認しながら登る。
登山道にある看板が見えた。やったね!という気持ちだ。
登山道沿いにはキク科メタカラコウ属の仲間が手を広げて待っている。
夏には少し大きな黄色い花をたのしませてくれる。
シカに食べられないでいくつも出ている。
ここから本間ノ頭までは15分もないのだが、登山道が雨水や登山者に踏まれて深く切れ込んでいる箇所が多く、膝を持ち上げるのに一歩一歩だ。
ユリ科ツクバネソウ属の仲間も出てきた。が、まだ蕾だ。風が冷たい。
マメザクラが咲き、もうすぐ本間ノ頭だ。
本間ノ頭から円山木ノ頭まで行って、そこから南東に走る尾根を下るつもりであったが、
本間ノ頭で腰を下ろしたら、もう動けず。
先に休み台にいたカップルからこちらへどうぞと勧められたが、
立ち上がる気にもならないので、断る。
ダメだ!体重を落とさないと、自分の体重で自滅してしまう。
歳をとって体重が無いと、欠乏時にすぐ逝ってしまう。あり過ぎると歩くのが大変だ。
山歩きを楽しむには身軽になりたい。
人生の納め時で身辺を身軽にしているのに、体重を軽くできないのはダメだ。
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