2013年1月15日火曜日

テン糞の内容物 The contents of scats of martens.

1月10日、仏果山・高取山で拾った6個のテン糞の位置
数字の赤丸はテン糞の位置。
③、④、⑤   の位置と近いところにあるため、このGPSでは区別されない。
 
8:45
サルナシの果皮付き果肉、種子、キブシの種子、カマドウマの脚、産卵管
 
9:41
ムカデの外骨格、脚、甲虫の頭部、胸部、サルナシ種子3個
 
9:42
10~15ミリの哺乳類の毛、昆虫の脚、バッタの産卵管 
 
9:43
キブシの種子、カマドウマの脚、鳥類の骨片? 
 
9:53
キブシの種子、ムカデの外骨格、カマドウマの脚、ヒミズの臼歯+下顎骨と爪 
 
12:26
マメガキの種子2個、サルナシ果皮、種子、アカネズミの上下の切歯、骨片、毛 
 
の内容物に入っていた骨片は、哺乳類のものではないと思い鳥類の骨片とした。
薄い骨片なので鳥の頭骨や竜骨の部分のものかも知れない。
いずれにしても、テンに小鳥が食べられた場合、骨などはどの程度噛み砕かれるのか
知りたいものだ。
ヒミズやアカネズミ、さらにはヤマネでも下顎骨でさえも噛み砕かれ、さらには
切歯でも噛み砕かれる。
上の下顎骨の切歯は一本そのままで、約10ミリのまま残っているが、
テンが小動物を食べた時の糞の大半の骨は、大きくてもこの切歯の10ミリくらいなものだろう。
そのような、骨が噛み砕かれた大きさからも食べた動物が推定できれば楽しい。
キツネの場合は最大ミリ以下。
タヌキやアナグマはどうだろうか?
 
と書いてきて、take隊員が「森の海▲海の森」にアップされていた、リスの骨と思われる物は
種子も入っているし、骨片が大きいからキツネの仕業なのだろう。
どうだろうか?
 
isa隊員は雪の山でサルを見て、追っている。行ってみたい。
2月が過ぎたら、酒持って押しかけよう。

4 件のコメント:

  1. 骨の長いのは4、5センチぐらいありそうですものね。
    テンではないのでしょう。

    でも、キツネは木の実をそれほど食べるのでしょうか?
    いろいろ不思議があります。

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  2. 北米生息の、ハイイロギツネやアカギツネ(これは、日本のキツネと亜種の関係です)では、イチゴ、ブルーベリー、リンゴ、他の果実を食べていますヨ!

    同じイヌ科のタヌキが果実を拾い食いしているから丹沢や湯河原のキツネもたくさん果実を食べているかもしれませんね。

    ただ、その糞を見つけても他の動物の糞と見誤っているかもしれません。

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  3. >isa隊員は雪の山でサルを見て、追っている。行ってみたい。
    >2月が過ぎたら、酒持って押しかけよう。

    お待ちしております。
    近くには気楽な温泉の共同浴場もありますし
    日本海側の魚も美味しいですョ
    Isa隊員

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  4. 何だか、遠くへ行ってしまったような気持ちに襲われることがあります。

    後期の試験の採点を終えたらいきますね。

    お酒持って行きますね!

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