12月13日の12個のテン糞の位置
地図上の①~⑫の番号は写真番号と同じ
①と②については既にアップした。
③
マメガキの種子2個と果肉付き果皮
マメガキの種子2個と果肉付き果皮
④
サルナシの種子多数と果肉付き果皮
⑤
ネズミ類orトガリネズミ目の毛多数と不明な3、4ミリの骨片2個、及び昆虫の脚1本
⑥
サルナシの種子多数、果肉付き果皮
⑦
サルナシの種子多数、果肉つき果皮
⑧
オオウラジロノキの果皮付き果肉
⑨
膜翅目の一種類の胸部や翅多数(30個体以上)
⑩
マメガキの種子1個、サルナシの種子21個、ゲジゲジの脚多数
⑪
マメガキの種子四個、果肉付き果皮、カマドウマの後脚一個
⑫
サルナシの種子と果肉付き果皮
③から⑫のテン糞10個の中に、5個の中にサルナシを食べた痕跡があり、
その内の4個は糞内容物の全てがサルナシのものだけであった。
また、3個にはマメガキの種子が入っており、マメガキだけ食べたものと判ったのは③だけであった。⑧はオオウラジロノキの果実を食べたものと判断できたのは、果皮の表面のつぶつぶ模様が浮き出てきたからである。肉食したと判断できたものは、4個あり、⑤が小哺乳類を食べた唯一のもであり、⑨が一種類のハチの仲間だけを大量に食べたものであった。他はマメガキ食いの糞の中なに節足動物の脚が混じっていた。
テンの今頃の採食食物は、サルナシとマメガキの果実を主に狙い、他に越冬昆虫などの節足動物を食べていると云える。
ネズミなどの小哺乳類がエサとなるのは、僅か1例しかないのは、偶然にしかありつけないのかあるいは、今年は小哺乳類が少ないためなのかどうなのだろう。
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