2012年6月9日土曜日

釧路湿原 Kushiro marsh

昨日は、朝から晴れていたので、持ってきた再校ゲラの見直しを
やめて、湿原にいくことにした。
向かったのサルルン展望台から湿原を遠望したときに見えていた釧路湿原展望台だ。
実家から車を飛ばして30分で湿原展望台の建物の駐車場に着いた。
すぐ、遊歩道を歩く。
ここでは、オオバナノエンレイソウが今が盛りだった。
早速、糞を見つける。サルルン展望台への道でも見つけてゲットしたが、踏まれていた。
これは、まだ観光客に踏まれていない。ミンク?キツネ?
回りは湿地なので大きいが、ミンクの糞だろう。
何を食べているか調べるのが楽しみだ。
湿地にはキンポウゲ科のエンコウソウの黄色の花が目立つ。
タンチョウ広場やサテライト展望台の方には行かず、湿原道路にでる。
ポーズを取っているこの4、5キロ先には温根内ビジターセンターだ。
トガリネズミの死がいが転がっていないか注意しながら歩く。
この道路の両側はエゾノシモツケソウの群落だ。
鳥の声が聞こえない筈のぼくの耳にさまざまな小鳥たちの声が入ってくる。
子供の頃、ヤチボウズの上を飛びまわっていた頃の記憶がよみがえる。
カッコウがすぐそばで鳴く。ツツドリの声も聞こえる。 
シカ道だ。 やはり下は泥炭でグズグズだ。
暑いので上着をとる。
大きなキノコがヤナギの木についている。

食べられるキノコと直感!
数本のヤナギの木についている。歩けそうなササ原の場所があったので、入りこんで採集する。
傘は15センチ以上も大きく、厚い。
キノコ・ヤナギでネットで検索したら、すぐに同じキノコが出てきた。
ヤナギマツタケという食菌だ。4個大きめのを取ってきた。ヤッタネ!
これから食べてみるつもり。

末期癌の従弟を見舞いに釧路にきたのだが、気持ちはどうしても子供の頃遊びまわった
原野(釧路湿原)である。トンギョを取ったり、釣りもしたいが今日もう帰らねばならない。

キノコ、朝食の味噌汁で妹と二人で食べてみた。
一緒に味噌汁の具にしたのはコゴミ(クサソテツ)の葉の先の柔らかい部分だ。
キノコよりもコゴミの方が旨かった。
キノコは味??香り無し、舌触りが良い。
分厚いので4、5ミリの薄切りにしたが、それでも肉厚の感じで、シイタケのような感じ。
ナラタケやナメコのように出汁がでるというわけでもないようだ。
残り二つは藤沢へ持ち帰ることにする。

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