今日は、唐沢林道の沢側にあったバイカウツギを見にいった。
バイカウツギは花の大きさ、香り、雰囲気が素晴らしいので、「丹沢の女王」と
呼んでいる。
奥野林道にあった丹沢の女王は伐られてしまった。
唐沢林道の沢側のバイカウツギは見当たらなかったが、
新たに一本見つけた。が、どうも花が今一つ大きくなく、香りも薄いので、
ウツギとの種間雑種かなとさえ思う。自信がない。
今日は、物見隧道を越えて札掛方面に歩き、そこから、鍋嵐・熊ノ爪の稜線を目指した。
大収穫だった。テン、タヌキ、アナグマ糞を見つけ、シカによるスギの皮剥ぎも見つけた。
シカの下顎の大きな左右の第一切歯の痕が明らかだ!
さらに、写真は上手く撮れなかったが、メスジカの10頭以上の集団に出合った。
先ずは、今回の初めてのルートである。
唐沢林道から一度、沢に下り、そこから斜面を登って、尾根にへばり付くのだが、
歩く人が少ないせいか、動物たちの生活の場に踏み込んだ感じがした。
鍋嵐・熊ノ爪の稜線までの尾根には思いのほかタヌキやテン、アナグマ、シカ、イノシシ、リスなどのフィールドサインがたくさんあった。
次は鍋嵐に直登してみよう。
タヌキのタメ糞もしっかり新しいのがあった。
アナグマもテン糞も新しかった。どのような物を食べているのだろう。
洗うのが楽しみだ。
今日は、唐沢林道を物見隧道からは往復している。約14キロちょっとであった。
帰路の舗装道路はイヤだったが、丹沢の女王を探すため仕方がなかった。
0 件のコメント:
コメントを投稿