2012年2月18日土曜日

タヌキ糞からでてきた不明種子  Unknown seeds in Racoon dog scat

昨日ではなく、2月14日の土山峠周辺の歩きで採集してきた糞の中に
同定できない種子が3個でてきた。
(2月16日にアップしたGPSの記録を参照)
〇rのタヌキのタメ糞を水洗いしてでてきた種子:
これらの種だけを0.5ミリメッシュの茶漉しの中に容れて、親指で強く擦るようにして
洗った結果、右上は種皮が剥がれ、左のは種皮が擦れてしまった。
しかし、この種子つい最近に、前にも一度出てきた。
今月2日に伊勢沢林道で拾ったテン糞から出てきた不明種子に似ている。
二つの種子を並べてみた。
左の2個が2日のテン糞からの種子、右の3個が今回のタヌキ糞からのものだ。
(クリックすると拡大)
何だか、同じ種子のようにも見えるが、右の方が細身である。
別々のもののように思えるが、同じ仲間の種子だろう。

ともかく、不明種子がまたもや出てきたので、尚一層、果実の種子集めをして
標本としなければならない。
少なくても丹沢の動物たちがどんな果実をどの時季にどのくらい食べているかを
調べるためにも標本が手元になければ同定が難しい。
昆虫類を含む節足動物はまったくお手上げだ。
これからカタツムリなどの軟体動物もお手上げだ。
しかし、これらは大雑把な分類で良しとしたい。

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