2012年1月24日火曜日

ハリギリとツルウメモドキの種子 Seeds of Tree fruits

昨日、ツルウメモドキの果実を採取してきた。
森の木の葉が落ちる初冬から枝に絡まるツルウメモドキの赤黄の果実が目につくようになる。
今までこの実はカラカラに乾くと固い黄色の皮が開いて中の赤い果実が顔を出すようになる。その様子はまるでナイフで切られ鮮血で染まった肉の一部のようにさえ思われる。
この赤い果肉を舐めたことも意識的に触ったこともなかった。
今回、固い果皮を取り除き、赤い果肉から種子を取り出そうとした。
果肉が柔らかいので、口に含んだ。やはり甘くはない。苦い。
ツルウメモドキの果皮は三枚からなっているので、一枚を取り除いて果肉を出した。
これなら動物たちは食べているだろう。
鳥は食べている。それは我が家の庭にツルウメモドキが出てきたからだ。
果肉の塊も三つに分かれていて、一つの塊に二個の種子が入っている。 

宮ヶ瀬尾根の猿ヶ島に大きなハリギリの木がある。あそこを通る多くの登山者が
あの木の幹に座って休むことになる。
そこに落ちていたハリギリの実を拾ってきた。
ハリギリはウコギ科なのでこの果実も美味しいかもしれない。
割と大きな種子がでてきた。タラノキやカクレミノなどのウコギ科の種子を知りたい。
ツルウメモドキにしてもハリギリにしてもこのようなしっかりして
固い種子が入っているとはちょっと驚いた。
ツルウメモドキはニシキギ科なので、マユミやツリバナの種子も採取して見てみたいものだ。


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