先週15日、会議が終わった後、僅かの時間であったが、臥牛山のサルの群れを探しに行った。
会えなかったが、2週間くらい前のものと思われる古い糞や15日の朝のものと思われる新鮮な糞を拾ってきた。
今の時季のサルたちは、秋の実りを追い求めて遊動生活を楽しんでいる。
どんな種子が出てくるか楽しみであった。
上の新旧の糞の内容物はほぼ同じ3種類の種子が出てきた。
それは、下の写真の上部の豆状のもの、その左のサルナシの種子、右の草本の種子だ。
中央の円形のは、ケンポナシの種子である。これは上の古い糞から出てきた。
下方の物は、上部の豆状の種子の種皮である。
どうも、この種子の胚乳を食べたようだ。
新しい糞の色は、この胚乳を食べた色ともいえる。
豆状の種子の大きさ
左側の5個は割れていないもの、右側の6個は胚乳部分が無い。
この種子は?
これは、先日k-ta隊員によってしらされたケンポナシのものだ。
下はイノコズチのようないくつかの草本の種子をしごいて食べたと思われるが、、、。
丹沢のサル糞には、このところ全く注意を払っていなかったが、あらためてテンやタヌキ以上に多様な食物を食べているサルに注目しなければならない。
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