2011年4月8日金曜日

その後のハクビシンの子供!

1月19日に道路際で啼いていたハクビシンの子供を知人が連れ帰りました。
が、間もなく死んでしまいました。死体をもらい、剥皮・解剖・解体しました。
皮は3月23日にアップしました。
剥皮したとき、前頭部に出血の痕がありました。
昨日、物置のビンを揺らしてみたら肉がバラバラになっている。
庭の雨水が流れる樋の蓋を外し、上澄みをしづかに流す。
何度も水を容れて静かに流す。
で、下に溜まったものが下の写真の頭骨。
バラバラだ。
口吻左上部の上顎骨と鼻骨、さらに良く見ると左下顎の第一切歯部分が欠けている。
これだも、この子は痛くて痛くて泣いていたわけだ。

この頭骨の破片、立体ジグソーパズルのようだ。
各骨がバラバラなのはまだ小さな子供だったので、骨がしっかり縫合していなかったためだ。
どこまで、組み立てられるか?今日、頑張ってみよう。
尚、他の身体の骨も綺麗に洗いましたが、まだ水に浸けております。

2 件のコメント:

  1. 野良こねこ2011年4月9日 1:31

    最近ハクビシンの棲む神社で観察をしていますが、ハクビシンの繁殖の時期はそろそろですか?
    少し大きくなると、子連れの行動などもあるのでしょうか?

    死んでしまったハクビシンの子、可愛かったですね。
    ジグソーパスルが上手くつながるといいですね。
    楽しみにしています。

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  2. 野良こねこさんへ

    ハクビシンの生態・生理など分らないので調べてみますね。

    母親だけで子供を育児しているわけですから
    子連れの行動などありそうですね。

    でも、そうだとしたら、この道路際で啼いていた子供は、母親が見放してしまったということですね。
    あるいは、人がすぐ通りかかったので、連れ帰ることもできなかったのかな?

    骨の厚さはオトナと比べ物にならないくらいうすぺらです。

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