2011年1月20日木曜日

仔ハクビシンの歩き方は蹠行性!

この頭の白毛の部分の前頭骨部分が皮下出血していた。
脳を挫傷していたのだろう。
K氏に抱っこされて連れてこられたり、ぼくに絡みついたのも母親と間違えたのかもしれない。
前足の裏:
左が右手で右が左手になります。
爪が出ていますね。この時、まだ死後硬直状態でした。
持っているのは娘の手 
後足の裏:
左が右足で右が左足です。 
ハクビシンはイヌ、ネコ、タヌキとは違って、爪先からカガトまでを地面につけて歩くことがわかります。これは、イタチやテン、アナグマもそうですね。
今日は、机の上でお昼から足や頭の筋肉のつき方を観るつもりです。

しかし、昨日は庭で剥皮し、解剖していたら、ネコが来ておこぼれに預かろうと目を光らせて狙っていました。動物って良いねぇー!でも、あげませんでした。

5 件のコメント:

  1. 蹠行性と指行性、あらためて調べてみました。でも、テンやイタチも蹠行性だったとは驚きでした。

    こういう足裏写真だとかなかなか見る機会がないですね。
    隊長は我々よりずっとチャンスが多いでしょうから、できるだけ写真でみせてください。お願いします。

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  2. とりぼ〜です。

    幼獣は耳小骨が見えるということだそうですから、確認お願いいたします。
    http://blogs.yahoo.co.jp/tkh5972/18426204.html

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  3. take隊員へ
    剥皮したものを、昨日、筋肉を外しました。
    なんと四足の筋肉を集めて団子にするとぼくの握り拳くらいの量になりました。
    チビちゃんなのに結構あるものですね。
    足先からカガトまでは前足で45ミリ、後足で65ミリもあり、前足では、足先からカガトまで全部、足裏を地面に付けて歩き、後ろ足では55ミリくらいまでつけて歩いているようです。

    写真、グロテスクになるかな?と躊躇しておりますよ。

    あたびしさんへ
    耳小骨、昨日、除肉しました。外耳孔を今見て見ました。中に小さな骨があります。
    で、昨年拾ったハクビシンのものと見比べました。同じものが見えます。

    また、あとで。

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  4. あたびしさんへ
    棚に並んでいる頭骨の外耳孔を見ました。
    食肉目のものは大きく開いていて中がはっきり見えます。しかし、他の動物たちのものは孔が狭くて長いです。

    食肉目の孔は大きいが、耳小骨らしきものは全く見当たりません。ハクビシンには孔のすぐ側にそれらしき骨が見えますが、、、。
    ぼくにはそれが耳小骨なのか分かりません。
    動かないです。

    あたびしさんは詳しいから教えてください。

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  5. とりぼーです。

    説明不足でしたね。

    耳小骨は鼓室胞の中にあり見ることは出来ないのですが、幼獣は鼓室胞が完成しておらず耳小骨が見えるということ。

    前回コメントにアドレスのみ書いた「けものなつれづれ情報」に出ていたので、どうなのか見て欲しかったのです。
    でもこのハクビシンはもう鼓室胞が完成しているようですね。
    「けものなつれづれ情報」も参照してみてください。↓
    http://blogs.yahoo.co.jp/tkh5972/18426204.html
    画像の上にカーソルを置くと、拡大用の虫眼鏡マークが出るのでクリックすると大きくなります。

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