2010年12月18日土曜日

ツルを切らないで!

ヤマフジ、ツルウメモドキ、マタタビ、サルナシ、クマヤナギ、テイカカズラ
などの蔓性木本が山仕事の人たちによって切られてしまう。
スギやヒノキの植林に絡まっているなら納得できるが、二次林の中で生育している蔓は
切らないで欲しい。
どれも、動物たちの大事な食物を提供してくれる木である。

下は、サルナシの蔓が切られ、いくつもぶら下がっている。
まるで、首つり死体がぶら下っているようだ。
太い蔓は歩くのに邪魔にならない筈である。
もし、蔓が絡まって木を倒したとしても、自然更新されて良いのでは?
いつも歩く作業道などのどうしても邪魔になる箇所は仕方がないと思うが、
今は森林で日常的に作業する人たちは少ない。
年に2、3回しか使わないような、
あるいは一度作って放棄されるような作業道の蔓は切らないで欲しい。

0 件のコメント:

コメントを投稿