2010年7月9日金曜日

唐沢キャンプ場からJピークを目差す

7月8日:前日大学を定年退職した友人と呑む。
幸い、深酒はしなかったので4時半に目覚める。
階下に下りると娘がサッカーワールドカップのドイツ・スペイン戦を見ている。
見終わって、丹沢へ向かう。紺碧の空だ!

今回は、昔の山歩きの人たちのようにナタをもった。
クマと対峙して襲われたときの武器として使うためだ。
前日、呑んだ時に友人に唐沢から鍋嵐方面を歩いてみないか?と誘ったが笑って断られる。
「今の時季のあの辺りはヒルの天国だ!」

車を橋のあるゲート前の僅かなスペースの道路沿いにとめる。Uターンして戻ってくる間に軽のワゴンが停まっている。沢登り?か渓流釣り?
ぼくは、長者屋敷キャンプ場を過ぎてから、左側の山波を見ながら歩く、尾根から降りてきても中津川沿いは、岩壁の絶壁になっているところがある。さらに、川を渡渉してこの舗装道路に上がるにはどこが良いかなどと思いながら歩く。唐沢キャンプ場の前を通り過ぎると、古い吊り橋がある。この吊り橋は3、4度歩いたことがあるので、今回も慎重に歩を進める。
渡りきってから、川をみると、何だ!岩伝いに簡単に渡れるのだ!
そこから前の斜面にとりつく、、、、、、、。
足元はヒル、ヒル、、、ヒルである。
が、ぼくの靴もスパッツも完全武装しているので、大丈夫!
が、上がってくるヤツもいるので、停まってヒルの状態など見ている暇がない。
尾根に向かい、登る。
メガネは用をなさない。額から落ちる汗と吐く息とで曇りガラスのメガネ状態。
何故か、脇腹がチックとするので、Tシャツをたくし上げるとヒルが吸い付いている。なんと腕にも、一匹、、!

そんなヒルとの格闘も30分くらいだ、しだいにヒルは見当たらなくなり、こちらもゆっくり登る。
着いたピークの付近は、家を建てて畑を作ってやっていけそうなくらいの広場だ。アブラチャンのブッシュうでもある。
そこから東方のさらに高いところを目差してあるく。最初のブッシュ広場を越えるとあとは楽に登れる。下の看板があるピークにでて、ようやく休憩し、煤ヶ谷のコンビニで買ってきたサンドイッチを食べる。
これからは南東へ走るJピークへの細尾根歩きである。
ここから、丹沢山方面が良く見えた。
沢から吹き上げてくる風がもの凄く心地良い。
宮ヶ瀬湖も眼下にみえる。Jピークはもうすぐだ!
Jピークに着いたのが11時前だったが、お昼にする。
インスタントラーメンで水分補給も兼ねる。ラーメンにはゲットしたタマゴタケを容れる。
GPS(杭の手前下)でポイントをチェック。
鍋嵐を回って、能の爪から不思議なミズキを通ってハタチガ沢林道向かうつもりだったが、ラーメンをすすっている内に気持ちが変わる。このままゴジラ尾根・北尾根と下ることにする。
ゴジラ尾根では尾根道沿いに、どうしてこれほどまで伐採するかと思うほど、木が根元から切られている。きっと、あの不思議な感じの三人組みが県からの委託を受けた森林組合の下請けでやっているのだろう。
お役人たちの「水源林」の見回りために歩き易い用に整備しているのだろうが、ここまで切ってやる必要はない。見回りの人たちが自分で、ノコやナタを持って歩くと良いのだ。
677ピークにある看板のところで、このまま北尾根を下るか、それとも東への尾根を行ってハタチガ沢に出るか。先日クマの母子に出遭ったところが、この東側の斜面でもある。
この山歩きでは、キノコ(イグチの仲間やタマゴタケ)の大収穫、さらに、テン、ハクビシン、アナグマ、タヌキなどの糞も写真におさめる。それらは明日。

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