宮崎県で口蹄疫が発生し、広がりをみせ対応に苦慮している。
全国の和牛が宮崎産の子牛だと始めて知った。
宮崎県では日本人の口に合った柔らかく美味しい宮崎牛を品種改良して作り上げた結果がこのような事態を招いたのであろう。
東北や北海道の夏の冷害などの厳しい環境でも育つように、あるいは病害虫にも耐えられるように熱帯産のイネを品種改良して寒さに強く、病害虫にも耐えられる新しい品種を作り上げたのとは根本的に違うだろう。
家畜は人間の都合の良いように作り上げられる。見た目だけを重視したペットなどでは先天的病気や奇形をもっている品種があることは多くの人たちが知っている。
当然、このようなペットは飼育されていてこそ生きていける。
ぼくらヒトは、自らを都合の良いように社会的に、精神的に、生理的に、肉体的に作り上げている。
「作り上げている」という言い方が分かり難ければ「守られている」と言えば良いだろう。
つまり、ぼくらヒトは家畜やペットのようにひ弱い品種となっていることを思い知るべきだ。
私も宮崎牛がこれほど和牛の種牛となっているのを初めてしりました。
返信削除日本中で食べられている多くの牛が兄弟だったのですね。驚きです。
人間も生身の体を持つ動物です。
それが、自然から乖離し、人によっては無菌室のようなところで生活しているようにみえる者もいます。ほぼ全部がハウス栽培の野菜みたいなものですね。
本物の野生との距離をつねに保って、忘れないようにしてないと、大変なことになるかもしれません。
take隊員へ
返信削除インフルエンザの猛威、O157による食中毒などや、さまざまなアレルギー症は、あれもダメ、これもダメという清潔な生活から生まれてきているのではないかと根拠も無く感じている。
そして一方には、大気汚染や土壌汚染、食物のピラミッドの頂点にいるような動物たちを食物として食べることによる、ヒトの体内の濃縮された汚染がある。
1970年代前半はPCB汚染で、牛乳なら一日10ccc、メザシなら一日半分だとか騒がれた時代があった。
海は陸地からの汚染物質が溜まり込む場所であり、年々海の汚染度が高まっていることは疑いがない。
1970年代にそうなら、今は何も食べられなくなっているはずだ。
時々、電車のつり革にぶら下っている若者の腕を見てびっくりすることがある。
指が無かったり、裂指だったり、合指だったり、肘が変な位置にあったりする。
奇形猿が問題になった時に、ヒトの方ではサリドマイドが問題になった。
その時よりも今のほうがもっともっと深刻になっていると思っている。
深海1000mのイバラヒゲを商品にしようとして、メーカーが水銀とPCBの含有量を20、30万円かけて調べたのですが、身肉や卵はよかったのですが、肝は基準値を越えて食べられないものでした。
返信削除でも、環境ホルモンだの、その他の検査はしないのです。
ブタや牛、ニワトリなどを飼うのに、薬品をたくさん使っているし、野菜の農薬も影響が未知なものがあるはずです。
これらが肝臓にはたまるのに、レバーを平気で食べている。
大丈夫なわけないと思うのだけど・・・。
take隊員へ
返信削除貴重なコメントありがとう!
そうですか!やはり!と云うよりも暗澹たる気持ちになりますね。
中国やインド、ブラジルから急速に汚染された水が海に流し出されていく。
調査捕鯨で分かっていることを公表すべきだ。鯨種によって汚染度合いが違うだろうが、マッコウクジラの個体数の増減なども含めて知りたい。
企業・経済の論理を振りかざして突き進む道は間違っているということを今の若者は肌で感じているのかもしれない。