2010年3月15日月曜日

カモシカとイノシシの足(蹄)の裏

昨日、イノシシの足跡とシカ、カモシカの足跡を説明した。
昨年に1月に死んで間もないイノシシを3月にカモシカを見つけアップした。
思い出して、その時撮った写真を見た。
彼らの足(蹄)の裏の写真を撮っていた。

先ず、イノシシの右前足の裏である。
副蹄(第二・第五指の蹄)がすぐ脇についている。これだもnイノシシの足跡に逆さハの字の副蹄の跡がつくわけだ。
カモシカの右前足の蹄である。副蹄はぼくの軍手の親指の下である。
この蹄はまだ柔らかかった。シカのように先が尖っていない。
そして、蹄の間がこんなにも開いている。
もう、シカとカモシカ、イノシシの足跡の区別はすぐできると思う。
明日、丹沢へ行って確かめてこよう。

5 件のコメント:

  1. 立派な資料となる写真を撮られていたのに、埋もれさせてはダメですよ〜。
    隊長はどこか現物主義的なところがありますね。

    それにしても、イノシシの副蹄、すごいです。どんな役目をしているのとそうなるのだろ?

    返信削除
  2. 3行目は「現場至上主義的なところがありますね。」
    でした。

    現場で観察するのが一番難しく困難ですが、五感で感じられますね。

    失礼しました。

    返信削除
  3. take隊員へ

    ン十年前のことですが、若手のサル研究者たちから「糞リアリズム」とまで云われたことがあります。

    推論・考察は大変立派な作業ですが、推論に推論を重ねて作り上げた楼閣は、たった一個の観察(データ)で崩れ去ります。

    現場を大事にしない研究者は単なる似非科学者、時にはそんな研究者を科学哲学者などと呼んだりされております。

    自然観は観察することから培われるものです。自然観察を伴っていない思索だけの自然思想は自分の都合の良い自然観を生むことになります。

    take隊員が、ぼくの文章から「どこか現物主義的」、「現場至上主義的」なんて読み取られたことに驚いており、また、嬉しくもあります。

    返信削除
  4. イノシシの副蹄が分かり易い写真でしたので、私の雪上の足跡の写真の犯人の答えとして解説先に使わせてもらいました。伊豆川哲也http://www.facebook.com/media/set/?set=a.584140641612176.152354.558435450849362&type=1&l=40dd642465

    返信削除
  5. 伊豆川哲也さんへ
    はい、了解しました。
    わざわざ使ってくれてありがとう。

    返信削除