2010年3月4日木曜日

サル接近警戒システム!

 先日、岡山県高梁市に行ってきた。
高梁市の臥牛山はニホンザルの天然記念物指定地域になっている。
指定地域に生息するサルの群れが農作物を荒らさないように工夫がこらされている。
その一つがサル接近警戒システムである。
サルが農耕地に近づいてくると住民たちに音と注意光で知らせ、専任の追い上げ人の携帯にも知らせるというものだ。
ソーラーパネルの上の橙色は回転灯で、サルが接近しているあいだ回って住民たちにサルが接近していることを知らせる。
下の箱の上のスピーカーはサルが接近した時の数分間音が出る。
箱には大型トラック用のバッテリーが入っている。
臥牛山の群れの発信機の首輪をつけられた8歳くらいのメスザル。
久しぶりにサルに出会えたので、サルの写真ばかり撮っていた。

4 件のコメント:

  1. 臥牛山のサル、小学校の遠足以来です。

    それにしても、サル襲来の警報装置ですか。
    これって、効果はどのぐらいあるのですかね。

    サル追い専任の人、ってどんな人?

    湯河原んサル、最近みかけません。少なくなったのかな〜。

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  2. 新装置です。
    ブドウ畑では効果がありますが、家庭菜園では効果はありません。

    自分の財産である畑を、警報によって知らされても追い払いは他人任せというのが家庭菜園で多いようです。

    台風や霜などの天候や害虫の場合は自分で守るのですが、サルの場合は行政任せが多い。
    それも、農山村に若者がいなくなったせいだ。

    サル追いは、教育委員会の嘱託で停年退職した人たちが携帯とアンテナと受信機を駆使して行っている。

    5人もいて、昨年10月まで、大学を出て専門学校にきた女性が働いていたが、同僚や教育委員会と日常的に保護・管理の議論ができず、また、同僚としての若者を望んでいたのですが、辞めてしまった。

    財源が雇用対策ということなので、どうしても地元民優先になるのは仕方がないことだが、サルの保護・管理は若者たちが考えて動かしていかなければダメだ。

    神奈川県もそうだが行政のお役人は3、4年で他の部署へ代わっていくことが、大きな問題点でもある。

    せっかくサル問題に詳しくなったと思ったら4月の移動で観光化へ、総務課へ、土木課へと代わっていく。

    ぼくから見ると業者との癒着防止というよりも税金の無駄使いにも思える。

    湯河原のサル情報おねがい!

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  3. 自然を少し理解するだけでも膨大な時間がかかるのに、せっかく入った若い子がすぐやめたり、担当役人が短期間で移動とは、なんてことですかね。

    私もレンジャーのような仕事をしてみたかったですが、日本にはちゃんとしたシステムがありませんね。

    役所が自然をさわれば、破壊につながることばかり。
    せっかくアセスメントしても、活かされてないようだし、決定する人が声の大きい人の方を向きすぎる。

    まともな環境団体、あるのかな〜?

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  4. 地方行政に食い込んでいる地方議員の人たちの行政への圧力は想像を絶するものがあります。

    必要でもないものを作り、川や森を壊していく。

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