キタテハである。
タテハチョウ科のこの蝶は成虫のまま物置の内側の壁に羽根を閉じて越冬していた。
ぼくが子供の頃のことだから、物置の中でも厳冬期は零下20度以下になったであろう。
だから、そんなキタテハを漬物樽などが置いてある物置で見つけたときは、可哀想に思いそっと板壁からはずして部屋で飼ったことがあった。もちろん、ストーブをつけた部屋の暖かさで飛び回るが食べるものがないので、2、3日もしないで死なせてしまった。
このキタテハをみて寒い物置の壁にへばりついていたのを思い出した。
同じタテハチョウ科のルリタテハだ。
林道のガードレールに停まったので撮る。
1メートル以内に近寄ろうとしたら飛んでいった。
蝶々は、全く素人の者でも
シジミチョウ科、タテハチョウ科、セセリチョウ科、アゲハチョウ科、シロチョウ科、ジャノメチョウ科など外形からすぐ判断できる。
そして、絵合わせをすることでほぼ大体の種まで同定できる。
そんなこともあって、美しいので専門家並みに詳しい小学生もいる。
左は先日載せた伊勢沢林道のヤブキリであり、右はハタチ沢林道を歩いていると飛んできたウマオイである。こうやって写真でみると、もう一つウマオイの弱弱しい感じがでていない。
ウマオイは根釧原野にもいて、昼間は鳴かないで夕闇迫ってくるとスイーチョとかなり通る声で鳴く。この藤沢湘南台でも鳴いているのを聞いたのだが、この10年は聞かなくなった。
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