2009年10月10日土曜日

東丹沢の秋:伊勢沢林道で

昨日、伊勢沢林道でお昼を食べたところでヤブキリをみつけた。大事な右の後足がない。ぼくがこの草むらを座る場所をさがして歩いたために慌てて隠れようとしたために彼女の足をもいでしまったのかもしれない。
このキリギリスによく似たヤブキリは、日本刀のような産卵管をもっているメスを多く見つける。
ヤブキリはキリギリスより羽などは大きいが、キリギリスの「ギー、チョン、ギー」という鳴き声よりもか細い音色で鳴いている。
キリギリスは素手で捕まえるとすぐ噛み付き、結構痛い。が、こやつは大きいのに噛む力はどことなく弱い。

コオロギやヤブキリたちのような鳴く虫たちも朝夕は寒くなってきているので、もう少しの命である。
このメスは卵を産むことができたのであろうか?

赤くなりかけたハダカホウズキの実が目にはいった。葉の上にクモが日向ぼっこをしている。
クモの目って結構愛嬌がある。
このクモは網を張らないで待ち伏せして獲物を捕まえるのだろうか?
クモの図鑑を持っていないので、名前を調べることができない。

赤いハダカホオズキ。ナス科の植物には、ジャガイモやピーマン、トウガラシなど有用野菜となる植物もあるが、ハシリドコロやチョウセンアサガオなど毒草も多い。このハダカホオズキも危ないようだ。でも、小鳥たちが食べているから分散していく。なお、タバコもナス科だ。

アカメガシワが黒い実をこぼれそうにつけていた。
コブシやモクレンにも似た奇妙な実のつけ方だ。

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