2009年4月29日水曜日

塩水橋・本間の頭・青宇治橋

今日、塩水橋の横から本間の頭(東峰)へ登った。
一昨年の11月、昨年7月に同じコースを登っている。
家を出たのが5時半過ぎだったので、6時半頃の塩水橋付近は登山者等の車が駐車しており、とても付近に駐車できないので、青宇治橋の付近の空いているところにとめて、塩水橋まで歩く。
小さなピークを越えたところから金山沢方面に向って新しいシカ柵がある。が、強風で大木が根こそぎ倒れて、柵を押しつぶしている。
人工物は維持・管理がなされなければ意味のないものになってしまう。
30分も急な尾根を登ると、二つの尾根が出会った広い尾根となる。
神奈川県の水源涵養林の杭が立っている。日向は暑いくらいの日差しである。
5分も歩かないうち、辺り一面、ヤマシャクヤクである。まだ、丸い蕾をつけたままだ。
5月の中旬あたりだと満開かなと思いながらのぼる。ここにも、あそこにもというようにシャクヤクの群落が続く。で、ヤマシャクヤクを前に先日登った高畑山の方をバックに記念撮影だ。
ヤマウツボが日向に顔を出していた。
本間の頭(東峰)には10時に着く。約3時間の登りだった。頂上の手前で登山道に出た。その出たところで赤布をつけようと思って手頃な枝を探したら2007年11月の白っぽくなった古い赤布があった。
ツクバネソウが7,8株あったが、これもまだ蕾だ。
東峰には休み台が一つあるので、そこで、夏ミカンを半分食べる。酸っぱくておいしい。 帰路、スミレなどの下草を見ながら下って、赤布をつけた場所を見落としてしまったので、青宇治橋まで登山路を行くことにする。
良かったー、まだマメザクラが登山路の下のガレ場に咲いていた。
そこまで、下りて撮る。
登って登山路に出ようとしたら、足元にハルリンドウが!
が、あまりにも花が小さい、直径5ミリくらいなものか?調べたが分からず。
このリンドウを這いつくばって撮っていたら、後ろで、登山者がニコニコ笑っていた。その後、10人以上の登ってくる登山者に会う。皆、単独行の30代から60代の人たちだ。こんなにこのコースで登山者に会ったのは始めてだ。ゴールデンウィークである。
キツネの糞を拾ってきたのを忘れていた。これから水洗いして何を食べているのか調べてみよう。
青宇治橋のところには観光客の車が何台もとまっており、双眼鏡を下げた人やカメラを持った人が歩いている。
車が何台も行き来する。いつもの丹沢とは想像もつかないような賑やかである。
皆、駐車スペースを探しているのだ。
せめて、休日、祭日くらいだけでも、県は駐車場や林道を開放したらどうか?
不法投棄を防止したいなら、ゲートにアルバイトの一人でも雇って料金を徴収して見張らせたら良いのだ。

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