2009年1月27日火曜日

朝青龍のガッツポーズ

ぼくは、相撲や柔道のテレビ観戦が大好きだ。
子供の時のすぐやれる遊びは相撲だった。
冬場は休み時間になると、廊下や体育館で相撲をやった。
痩せているのに、ぼくは強かった。
中学の時、体育の先生も投げ飛ばしたことがあった。
中学校に土を盛り上げて作った土俵があった。
毎年、恒例の相撲大会があり、クラス代表になった。
が、いつも負けた。
裸になってマワシを締めると、マワシを引きつけられて吊り出された。

朝青龍が優勝し、土俵上でガッツポーズをした。
彼の喜びの感情が素直にあらわれた。
これが横綱としての品格が無いと横綱審議委員やまんが家も苦言を呈している。

今の相撲界が日本人だけのものではないこを解かっていないようだ。
世界中の若者が集まっている。
しかも、二人の横綱をはじめ、強いお相撲さんの名を挙げたら大半は外国人力士だ。
ヨーロッパの、モンゴルの、朝鮮の、ブラジルの地で生まれ育った力士であり、感情の発露は生まれた風土から出てくるものだ。

朝青龍の喜びの表現は、ぼくからみるとオトナシイものだ。
モンゴルの空を羽ばたく大きな鳥のイメージを感じた。
きっと、彼にとっては、とんぼ返りなどしたいくらいの心境だっただろう。

2 件のコメント:

  1. まったく同感です!
    武士道だの、品格だの、日本人らしいふるまいだの、意識したら自分で行動を正せば良いわけで、世界中の人が同じ空間で過ごしている今の時代、おおきなおせわだと思いますね。

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  2. Isa隊員さんへ

    え?ありがとう!
    ぼくは北海道生まれで民度が低く粗野だから、多くの内地生まれの人にとっては、横審やまんが家の考えに賛同しているんだろうと思っていたんですよ。

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