2008年10月4日土曜日

ハリネズミの死骸が売られていた

お土産のヘラジカの上顎文鎮で、思い出した。
下のモノは、12、3年前に東アフリカのタンザニアの市場で売っていたものを購入した。
ハリネズミ{食虫(モグラ)目}の頭骨の乾燥したものだ。

これは、どのような目的にために売られていたとおもいますか?

この頭部、当初は水に浸けて腐らせて頭骨標本を作るつもりでしたが、これだけでも十分に歯式は見えるし、何と云っても皮膚から針が出ているのが、皮膚の裏からも見られるのでこのままにしている。
古いスルメのような匂いがする。
ハリネズミはアフリカ・ヨーロッパ・アジアに広く分布しているが、日本には生息していない。
が、近年、伊豆や小田原で見つかっている。
ペットが逃げたものだ。
あるいは、こころない者が逃がしたと思われる。
ブラックバスと同じように日本の自然を壊しているのだということを知ってもらいたい。

2 件のコメント:

  1. 家の玄関において魔よけにするのかなぁ?
    それともネズミの通り道においてネズミよけ?
    針を一本ずつとって爪楊枝のように使う?
    うーん・・・降参!
    教えてください。

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  2. このハリネズミの干からびた頭は、
    薬として売っていました。

    万能薬のようで、胃やお腹が痛い時は、針と干し肉?を擂るか石で粉々にして飲むんだそうです。頭が痛い時も聞くようで、売っているおじいさんは何にでも効くと云ってました。

    ぼくは薬として買った訳ではなく、頭骨が欲しくて買いました
    値段? 確か記録をつけていた筈なんですが、思い出せません。

    針はヤマアラシの針を小さくしたようなものです。

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