「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2024年3月14日木曜日

仁王占地・ニオウシメジ     Macrocybe gigantean in Taiwan

台東にいる友人YNから自宅?の敷地内に出てきたキノコを採ったので、写真を送ってきた(図1)。ニオウシメジと云うキノコで傘の大きさが30センチを超える場合もあるようだ。熱帯性のキノコだが、関東地方でも出てくる。ちょっと粉っぽい味がするようだが、水煮してから使うと粉っぽさが無くなるようだ。コガネタケは周りが黄色い粉で被われているが、粉っぽくはないなぇー。しかし、ムラサキシメジの感触や味は好きだが、あの独特の土臭さがちょっとイヤかな?でも食べたい。しかし、キノコは飲みながらたくさん一度に食べると下痢する。
図1.YNが抱えたニオウシメジ
昨日は、引地川沿いを散歩した。そこで、カワウを改めてじっくり見た。可愛くない顔をしている。
図2.引地川のカワウ
夜、野菜を持ってきてくれるNKさんが、畑の近くにあったという夏ミカンと〇〇サクラの枝を持ってきてくれた(図3)。
図3.早咲きのサクラの花、ソメイヨシノよりも一回りくらい小さい

 今日は、穏やかな春の日差しだ。散歩に行こう!

2024年3月13日水曜日

サルの口蓋骨水平板末端と最後位臼歯の位置関係     The positional relationship between the end of horizontal plate of palatine and the last molor in monkeys.

いやー!サルの頭骨を見て思い出した。口蓋骨水平板末端と最後位臼歯との位置関係に、???と興味を持ったのがPCの横にいつも置いてあるニホンザルとハヌマンラングールの頭骨を見たのが始まりだった。

図1.ニホンザル♂
図2.ハヌマンラングール♀
雑食のニホンザルの口蓋骨水平板の後端は最後位臼歯(第三臼歯)より後ろに伸びている(図1)。しかし、葉食のハヌマンラングールは最後位臼歯の中程にある(図.2)。これが口蓋骨水平板と最後位臼歯の位置関係は食性と関係してはいないだろうか?っと思って、机の上の草食のウサギを見たらラングールよりもさらに前に入り込んでいる。で、始まってしまったのだ。

ウクライナはロシアに侵略戦争を仕掛けられている。ロシアが恐ろしくてスゥエーデンやフィンランドもNATOに加盟した。日本は北方領土を返さなければ奪還のための戦争を国後、択捉で行なうぞとロシアに脅しをかけて少しでもウクライナへの兵力を弱められないだろうか!っと思ってしまうこの頃のロシアのウクライナへの侵略戦争である。

2024年3月12日火曜日

リス科の口蓋骨水平板後端の位置     The position of the posterior the end of the horizontal plate of palatine bone in Sciuridae

リス科SciuridaeにはシマリスTamias2、リスSciurus2、タイワンリスCallosciurus、モモンガPteromys2、ムササビPerauristaの5属8種(このうち、チョウセンシマリス、タイワンリスは移入種)で、上顎の歯式は1・0・2・3である。

ニホンリス、ムササビ、アメリカモモンガの口蓋骨水平板は最後位臼歯より後ろに位置する。これら3者の歯の咬面を見ても草や葉を食べるよりも樹皮や堅果を食べるのに適した臼状になっている。それは、草食のウマやハイラックス、ヌートリア、マーラの歯もそうであった。
もう少し、口蓋骨水平板の位置と最後位臼歯および咬面が状態を見ていきたい。
図1.ニホンリスSciurus lis
図2. ムササビPetaurista leucogenys
図3.アメリカモモンガGlaucomys volans

プーチンロシアのウクライナ侵略がまだ続いている。自国の領土を取られて白旗など上げられない。NATOはロシアの核のちらつかしの脅しにビビッていて弱腰となっている。アメリカのバカトラのせいもある。ウクライナ頑張れ!

2024年3月11日月曜日

ネズミ科の口蓋骨水平板後端と最後位臼歯の位置関係   The positional relationship between the posterior end of the holizontal plate of palatine bone and the last molor in Muridae

日本に生息するネズミ科Muridaeは雑食のネズミ亜科Murinaeと植物食のハタネズミ亜科Arvicolinaeに分かれる。ネズミ亜科には、クマ、ハツカ、アカ、カヤなどがおり、ハタネズミ亜科にはヤチ、ハタ、スミスなどがいる。

図1.ハタネズミ亜科のハタネズミMicrotus montebelli(左)とネズミ亜科のアカネズミApodemus speciosus(右)の口蓋骨水平板

ネズミ亜科のネズミは口蓋骨水平板の後端が最後位臼歯よりさらに後ろに位置するが、ハタネズミ亜科のネズミは最後位臼歯の中頃に位置する(図1参照)。両者間には臼歯の咬面がつぶした段ボール状なのがハタネズミ亜科で、臼状なのがネズミ亜科という違いもある(図1)。

ウサギやウマでは口蓋骨水平板の後端は最後位臼歯の前にあった。植物食のハタネズミ亜科のネズミたちも同じだ。ウサギやウマのように草食が主であったら、もっと口蓋骨水平板の後端は前にあることになるのかな?

2024年3月10日日曜日

ネズミ類ではどうか? How about Rodentia?

 日本に生息する齧歯目はヌートリア科、ヤマネ科、リス科、ネズミ科の4科が生息する。ヌートリア科の移入種のヌートリアとヤマネ科のヤマネの頭骨を先ずアップする。

図1.ヌートリアMyocastor coypus
図2.ヤマネGlirulus japonicus
獨協医科大「哺乳類頭蓋の画像データベース」から
ヌートリアもヤマネ(不鮮明だ)も口蓋骨水平板末端と最後位臼歯の後端がほぼ並ぶ。ヌートリアはほぼ草食と考えていたが、植物食と考えて良さそうだ。それはヤマネもそうだ。
動物園で見る南米育ちのカピパラやマーラはどうなのだろう?前にいた動物の専門学校では両者に牧草を与えていた。
図3.カピパラHydrochoerus hydrochaeris
図4.パタゴニアマーラDolichotis patagonum
図3&4はミシガン大学、Animal Diversity Webから

カピパラの口蓋骨末端は最後位臼歯とほぼ同じ位置だが、マーラはずっと前にある。それにしてもカピパラの歯はこれまで見た事もない歯で、最後位臼歯が前後に長く、前の臼歯2本と前臼歯1本を合わせた長さとなっている。
日本に生息の齧歯目は他にリス科とネズミ科がいる。次はそれらを眺めてみよう。

2024年3月9日土曜日

ウマの口蓋骨水平板と最後位臼歯の位置関係 The positional relationship between the posterior end of palatine bone and the last molor in horse

奇蹄目Perissodactylaのウマ科Equidaeのウマやサイ科Rhinocerotidaeのクロサイも口蓋骨水平板が最後位臼歯の前まである(図1&2)。
ウサギもうそうであった。草食が口蓋骨水平板末端を前方に押し上げるのだろうか?
図1.ウマEquus caballus
獨協医科大「哺乳類頭蓋のデータベース」から
図2.クロサイDiceros bicornis
ミシガン大学"ADW"から
近蹄目のイワハイラックスは植物食である。アフリカでドイツ人の若者のFalk Grossmann(Swahili name:Tom)からもらったイワハイラックスの頭骨を見てもらおう(図3)。もう、かれも45歳以上だ。驚いちゃう。口蓋骨水平板末端は最後位の臼歯の中程に位置している。どうも、シカやカモシカの口蓋骨水平板の位置に似ている。シカやカモシカも草も小枝や樹皮、堅果も食べる。イワハイラックスも同じだろう。

図3.イワハイラックスProcavia capensis
口蓋骨末端の位置は動物の食性とどのように関係しているのであろうか?植物食でもウマやウシなどの草食や、リスのような樹皮食、さらには果実や堅果を食べるものまでさまざまだ。歯の噛面の形状も異なる。一筋縄では明らかにできそうもない。

2024年3月8日金曜日

鯨偶蹄目の口蓋骨水平板と最後位の臼歯の位置関係    The positional relationship between the posterior end of palatine bone and the last molar in Cetartiodactyla.

 前回のウサギでは口蓋骨水平板の後端は最後位臼歯より前にあった。ここで、鯨偶蹄目の手持ちの頭骨をアップする。反芻亜目のキョン、ニホンジカとニホンカモシカ、及び猪豚亜目のイノシシ、そして鯨類のスナメリだ。

反芻亜目のキョン、シカの口蓋骨水平板後端は最後位臼歯の中くらいに並ぶ(図1,2&3)。

一方、猪豚亜目のイノシシや鯨類のスナメリの口蓋骨水平板の後端は最後位臼歯より後方にある(図4&5)。

図1.キョンMuntiacus reevesi

図2.ニホンジカCervus nippon
図3.ニホンカモシカCapricornis crispus
図4.イノシシSus scrofa
図5.スナメリNeophocaena phocaenoides
このスナメリはもう14年前の2月に愛知県の杦本立美さんから宅急便で送られてきたものだ。

鯨偶蹄目で口蓋骨水平板末端と最後位臼歯との位置関係が、草食、樹皮食、堅果食などの場合は口蓋骨水平板末端が最後位臼歯に並ぶ。しかし、雑食のイノシシや魚貝食のスナメリは口蓋骨水平板は後方に位置する。では、草食のウマではウサギと同じようになるであろうか?

今日は、降雪の予報だった。が、晴れたのでこれから散歩だ。あー、早くプーチン・ロシアがウクライナから撤退してもらいたい。今の時代に相応しくない遅れてやってきた侵略だ!

2024年3月7日木曜日

ウサギの口蓋骨水平板末端は最後位臼歯より前に位置する The end of the horizontal plate of palatine in rabbit is located in front of the last molar.

食肉目ではイヌ科を除いて他は全て口蓋骨の水平板末端は最後位臼歯より後ろに伸びていた。ウサギの仲間は食肉目の動物たちは見られなかった様相を示した。それは口蓋骨水平板末端が最後位臼歯より前にある(図1, 2, 3)。
図1.カイウサギの頭骨底面から
図2.ノウサギの頭骨底面から

図3.ナキウサギの頭骨底面から 
獨協医科大「哺乳類頭蓋の画像データベース」から

2024年3月6日水曜日

ネコ亜目の口蓋骨の後端と最後位の臼歯の位置関係       The posional relationship between the posterior end of platine bone and the last molor in Feliformia

 ぼくが持っているネコ亜目の動物の頭骨は、ネコ科Felidae(カイネコ、オオヤマネコ、ヒョウ)、ジャコウネコ科Viverridae(ハクビシン)、マングース科Hervestidae(ジャワマングース)である。全部同時に見えるようにするために画を小さくした。大きくするにはクリックすると良い。

図1.カイネコFelis catus
図2.オオヤマネコLynx lynx
図3.ヒョウPanthera pardus
図4.ハクビシンPaguma larvata
図5.ジャワマングースHerpestes javanicus
ここにアップしたネコ科目の動物は全て口蓋骨水平板末端は最後位臼歯より伸びている。その中でカイネコの口蓋骨の水平板はそんなに伸びていない。ネコ科のカイネコ、オオヤマネコ、ヒョウの頬歯は4本だ、ハクビシンは6本、ジャワマングースは6本だ。まだ、どうして口蓋骨水平板末端が最後位臼歯より後方に伸びるのか判らない。いろいろな頭骨を見ていると、エ?っと思うものが幾つかあった。それは口蓋骨水平板末端が最後位臼歯より前方にあるのだ!

2024年3月5日火曜日

クマ科、アライグマ科の最後位臼歯と口蓋骨末端の位置関係       The positional relationship between the posterior end of platine bone and the last molar in Urusidae and Procyonidae

前回はイヌ亜目のイヌ科とイタチ科の最後位の臼歯と口蓋骨後端の位置関係を示した。イヌ科では最後位臼歯と口蓋骨水平板後端の位置はほとんど直線上に並ぶが、イタチ科では口蓋骨水平板後端は臼歯の後方に位置した。ツキノワグマやアライグマでも口蓋骨水平板後端は臼歯の後方に位置する(図1&2)。
図1.ツキノワグマUrsus thibetanusの底面から見た頭骨
左の破線:最後位の臼歯 右の破線:口蓋骨水平板末端

図2.アライグマProcyon lotorの底面から見た頭骨
図3はイヌ科のホッキョクギツネである。日本に生息するイヌ科動物と同じように最後位臼歯と口蓋骨水平板後端はほぼ一線に並ぶ。イヌ亜目の中でもイヌ科は他のイタチ科、クマ科、アライグマ科と大きく違う。
図3.ホッキョクギツネVulpes lagopus
この図3のイヌ科のホッキョクギツネの口蓋骨水平板末端と最後位置の臼歯を見て、ツキノワグマやアライグマ、さらに前日アップしたイタチ科の動物たちの口蓋骨の水平板は随分後方に伸びていることが判る。イヌ科の動物は頬歯(前臼歯4+臼歯2)の数が最大6個だ。しかし、イタチ科は4個、クマ科は6個、アライグマ科は6個だ。頬歯の数と口蓋骨水平板の長さとは全く関係が無いことが判る。
この口蓋骨水平板の長さが最後位の臼歯(つまり上顎骨の後端)どんな関係があるのかないのかもっともっと他の動物で調べたい。
次は、食肉目のネコ亜目だ!